鎌倉に訪れたら絶対に行きたい! ミシュランガイドで三ッ星を獲得した『竹の庭』 in 報国寺

浄妙寺から徒歩5分程度のところにある報国寺。こちらのお寺さんは鎌倉五山では無いにも関わらず、鎌倉のガイドブックには必ずといっていいほど特集される観光名所のひとつです。

その理由としては報国寺の庭園の竹林『竹の庭』がミシュランガイドで三ッ星を取得した影響が大きそう。まぁこんなに偉そうに報国寺の紹介を書いてはいますが、私も行くまではそこがどんな所か知らず、時間の関係上で庭には入らずに帰ってこようとした愚か者です。

浄妙寺から近いし日没まではまだ時間があるしついでに寄ってみようか、ということで訪れたようなものです。が、行ってみたらすごい人の数?! 金沢街道の寺社は基本的に人が少なく観光がしやすかったのですが、この報国寺に至っては全然違う。しかも参拝客が本格的に着物や浴衣をまとった完全装備! そして若者カップルだらけ!!!!

なんだここは……? と疑問を抱いたまま山門をくぐり、御朱印をいただいている間の時間がもったいないから庭園へ向かった時、ようやく報国寺の人気の理由が分かったというわけですね。

それではいつも通り徒歩マップから載せていきましょうか。

 

徒歩マップ『浄妙寺から報国寺へ』

浄妙寺からは金沢街道を渡ったすぐ先です。途中で報国寺の駐車場へ案内するため(?)の誘導員さんが数人いらっしゃるので分かりやすいと思います。というか駐車場への誘導員なんて鎌倉ではじめてみたかもしれない。もしかしたら高徳院にはいたのかもしれませんが駐車場に行かなかったので分からずでした。

鶴岡八幡宮からの距離感はこんな感じ。歩いても行けますがバスを利用している人も多かった。報国寺の近くには杉本寺や荏柄天神社があって途中立ち寄ることができるので歩くのも良いかとは思います。まぁ着物浴衣勢はさすがにバスに乗っていましたが。

 

報国寺の山門を抜けて

報国寺の山門です。このお寺さんはそんなに広くはないです。特にメインである竹の庭に入らなければおそらく5分で観光終了です。御朱印は竹の庭の入場口の隣で受け付けていました。直書きしていただけるとのことでしたので番号札を渡されてしばし待機。で、この待機時間がもったいなかったので竹の庭に入ることにしました。ちなみに竹の庭への入場は有料です。しかしせっかく報国寺に来たのであればケチらず必ず入ることを強くお勧めします。時間が無いからという理由でもです。この庭に入らなければ報国寺に来た意味は全く無いといっても過言ではないからです。

抹茶とのセット券もあったのですが今回は抹茶はいただかずに拝観券だけにしました。今思えば抹茶を飲みながら時間をつぶせば良かったと多少後悔しています。金沢街道の回り方としては、浄妙寺の石窯ガーデンテラスで食事をとったあと、こちらの報国寺で抹茶タイムとするのがベストかと思います。

 

ミシュランガイド三ッ星の『竹の庭』へ

こちら竹の庭内です。報国寺の境内はごく普通のお寺さんなので特にブログに掲載するものではなくいきなりの庭園紹介で申し訳なく思う所存でございます。

枯山水かと思いきや、ちゃっかりと池はありました。こちらのベンチも男女のカップルで埋めつくされていた状態です。今日の観光で鶴岡八幡宮以来の混み具合ですね(さすがにそれは言い過ぎか)。

報国寺の裏庭にあたるんでしょうかね。今気が付いたんですが立ち入り禁止の仕切り棒も竹だったんですね。竹の庭だけに。

山の斜面に仏塔。気になったので撮ってみました。そういえばこの報国寺には1968年にノーベル文学賞を受賞した川端康成も住んだことあるようですよ。

さて、ここからは一気に竹林の様子を紹介します。撮影の際に気をつけるべきことは、この報国寺の境内では如何なる撮影補助具(一脚、三脚、自撮り棒)も禁止だということです。竹林だとどうしても暗くなってしまうのでシャッタースピードが遅くなってしまって画像がぶれてしまいます。

なのでカメラ設定をマニュアルにし、ノイズが多少入ってもISOをあげて、シャッター速度を60分の1秒~30分の1秒くらいまでにして、絞り(F値)は8以下(なるべく8に近い方が良い)に設定。あとは息を止めてなるべくカメラを動かさないように撮影することがポイントとなります。スマホでもマニュアル撮影機能はありますので本格カメラが無い人も試してみてください。

 

報国寺の最大の見どころ竹林『竹の庭』

圧巻の竹林。人が多いのでいないタイミングを狙って。

竹林の中は立ち入り禁止。遊歩道沿いに撮影することになります。

灯籠もあったり。

京都の嵐山のような。

ここがベスト撮影スポットらしい。多くのカップルが行列を作って順番にここを背景にツーショット写真を撮っていました。竹林内ではここが一番人がいないタイミングを狙うのが難しくひたすら粘りました。

それにしてもこの竹林は素晴らしい。ミシュランガイドに載るのも納得。ただし勘違いしてはいけないのは、この写真のように閑散としているタイミングはほとんどないということ。かなり人混みが多いんです。

下から見上げてみる

こちらがラストショット。さすがにそろそろお暇します。スマホでも頑張って撮影されている方がいらっしゃいましたがやはり本格カメラの方が圧倒的に楽かなと。

 

私が今回使用したカメラはこのタイプと

ニコン ( Nikon ) 大口径標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR フルサイズ対応 AF-S 24-70/2.8E ED VR

このレンズを利用しました。もし暗所でもクッキリした写真を撮りたい場合は次のソニーのα7ⅢSが良いのかなと思います。

でレンズはこれとか。

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しかし、カメラを趣味としない方にはこの価格帯に手を出すのは難しいと思います。そもそもカメラ本体とレンズでお金がかかるのも大変。ということで以下のようなコンパクトなものを持っておくと色んなシーンで手軽に使えるので良いかな。

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やっぱりそれなりのカメラとなるとそれなりの価格になってしまうので余程のこだわりがない限りはスマホで良いでしょうね。

後半は私個人の趣味の話になってしまいましたのでここら辺で報国寺の記事は完。次回は江ノ島の夕景写真を紹介します!

境内には石窯ベーカリー?! 鎌倉五山の第五位『浄妙寺』へ

瑞泉寺から浄妙寺へはガイドブックなどでは荏柄天神社まで戻って、そこから滑川沿いに金沢街道を東へ進むというルートが紹介されていると思います。瑞泉寺の拝観口の方に浄妙寺までの近道を聞いても、やはりそのルートを推奨されました。

が、しかしです。一度通ってきた道を戻るのはあんまり面白くないので、可能であれば新しい道を試したい! という思いから、ショートカットルートを探し、あえて推奨ルートから外れることにしました。

 

徒歩マップ『瑞泉寺から浄妙寺へ』

で、通ったルートがこちら。永福寺跡まで戻ってそこから護良親王の首塚をみながら住宅街を横切って東側から浄妙寺へ至るというもの。

このルートのおかげで護良親王の首塚を見られたというメリットはありました。で、肝心の時短になったかと言われれば、残念ながら変わらずでした……

むしろ護良親王の首塚を過ぎたところで長い階段を上って、そのあとも山道のためにアップダウンを繰り返してかなり大変な道のり。ただでさえここまで体力使って、しかも10kg近い荷物を背負ってたので、なんの修行かと思われるほどの大変さ。

加えて途中雨がポツリポツリと降ってきたりで踏んだり蹴ったりです。肝心の護良親王の首塚についても実は残念なことがあり。そちらは後の方で書きますね。

 

後醍醐天皇の皇子『護良親王の首塚』

永福寺跡から歩いてすぐのところにある護良親王の首塚です。すごい階段……

で、この護良親王というのは日本歴史史上最強の一角にあげられることも多い楠木正成とともに鎌倉幕府を滅ぼしたとされるお方ですね。その後、護良親王の父である後醍醐天皇は建武の新政を始め、天皇独裁体制を作ったとさ。

鎌倉幕府から室町幕府成立までの歴史を長々語っても仕方がないので次へ。興味ある方は歴史書を読むのが一番ですが、過去の大河ドラマ『太平記』をみるのもおススメですよ!

さて護良親王の首塚へ…… と思ったら何やらゲートが??

なになに、現在は「護良親王墓は、令和元年九月の台風によるがけ崩れのため、当分の間、ここから先の立入り及び墓前での参拝を停止します。参拝においで頂いた方は、この場所から御遥拝ください。 By 宮内庁」とな。

なんてこった…… にしても令和元年のがけ崩れがまだ修復できてないって一体どういうこと? たぶん直す気がないのかも、と勘繰ってしまったり。

ということで、ここから住宅街を横切って浄妙寺へと向かいました。

 

鎌倉五山の第五位『浄妙寺』

長い道のりを経て兎にも角にも浄妙寺へ到着。先ほどパラパラ降っていた雨も止んだようです。良かったー

御朱印は拝観口でいただけました。直書きしていただけるとのことでしたので、参拝が終わったら受け取って欲しいとのこと。番号札をいただき、それでは参拝いたしますか。

浄妙寺の参道。ここも人が少なくこんな感じです。道の両側の庭園はしっかりと手入れされております。

山門側はこんな。雲間に青空が少しずつ見えはじめてきたかな? 江ノ島の夕日をみたいんで晴れてくれないと困るんですよぉ。

 

浄妙寺の本堂

参道の突き当たりにあるのが本堂。お、誰もいないと思ったらワンちゃんが先客でいらっしゃいました。可愛いトイプードルちゃんの記念撮影中でした。

ワンちゃんの邪魔をしないように本堂へ。厳かな雰囲気が漂います。こちらの浄妙寺は元々は真言宗のお寺さんだったようですが、建長寺を開山した蘭渓道隆の弟子である月峯了然が住職となった際に臨済宗の禅刹に改められたようです。

 

御休処『喜泉庵』

本殿の隣には喜泉庵という建物があります。こちらでは抹茶とお茶菓子がいただけるようですね。お時間がある方はこちらで休憩するのも良いでしょう。

で、浄妙寺はここから奥まで結構広い。階段を上がった先に石窯ガーデンテラスがあるようなのでそこまで行ってみましょう。

 

浄妙寺の境内にある『石窯ガーデンテラス』

なんと浄妙寺の奥にはオシャレな石窯ガーデンテラスがありました! しかもこちらの建物から結構お客さんが出てきてビックリ。どうやらランチで3000円弱程度のかなり良いお値段なのですが、パンは手作りのようなので美味しいとの口コミがありました。

こちらのテラスからは金沢街道を見渡しながら美味しいパンをいただけるということで、時間があったらこちらで休憩したいですねー。次の報国寺が閉門するまでに訪れなくちゃならなく、ちょっと時間が推してきてるのでここで食べずに先を急ぐことにしました。決してお金がどうこうってわけじゃないですよ!

石窯ガーデンテラスの近くに桜が咲いていました。奥にみえるオレンジ色の建物が石窯ガーデンテラスですね。早咲きの桜が綺麗です。

 

浄妙寺内の『鎌足稲荷神社』

浄妙寺の東の方は民家があるんですが、そこをさらに進んだ先にある階段をあがったところにひっそりと稲荷神社がありました。ここは大化の改新で有名な藤原鎌足が夢のお告げに従って鎌槍を埋めた場所といわれているようです。

 

以上で浄妙寺巡りは終わりです。鎌倉五山だけあって普通のお寺さんよりは広いんですが、やっぱり建長寺や円覚寺に比べると若干小規模。抹茶やパンをいただかなければ15分もかからないと思います。

次回は竹やぶで有名な報国寺へ。

関東十刹に列せられる臨済宗円覚寺派『瑞泉寺』

鎌倉宮からさらに鎌倉の奥地へ進んで行きます。鎌倉駅周辺とは違ったこの閑静なエリアは金沢街道と呼ばれるエリアになっていて、瑞泉寺や浄妙寺、報国寺などが見どころになります。

観光客も比較的少なく、ゆっくり観光できるのが良い。報国寺だけはインスタ映えスポットになっていて若年層が多いんですが、それはまた報国寺の記事にて紹介させてください。

 

徒歩マップ『鎌倉宮から瑞泉寺へ』

鎌倉宮の鳥居を出て左へ進み、次の角を左へ。鎌倉宮を囲むように進んで行くと左側に永福寺跡があります。あくまでも跡なので今はお寺さんは存在せず、広々とした公園として利用されているようです。

そのまま真っすぐ道なりに進むと瑞泉寺にたどり着けます。瑞泉寺までの道はそんなに広くなく、車通りも多くありません。鶴岡八幡宮あたりの駐車場は有料で、なおかつ満車のことも多く停められない可能性が高いのですが、この瑞泉寺は駐車場が無料です。10台くらいしか停めるスペースがないのですが、よほど運が悪くない限りは普通に停められるかと思います。

私が訪れた際にも他に観光客は1組か2組しかおらず、瑞泉寺までの道で車と遭遇もしませんでした。やっぱり鎌倉観光といっても鎌倉駅周辺がメインになり、ここまではあんまり来ないんでしょうかね。

 

源義経をはじめ奥州藤原氏を供養した『永福寺』跡

さすがに歩き疲れてきたのでここら辺で一度休憩。藤沢駅を出発して長谷寺から鎌倉大仏、銭洗弁財天、寿福寺、鶴岡八幡宮、源頼朝の墓、荏柄天神社、鎌倉宮と休み無しでぶっ続けで歩いてきて休みが欲しい。実はこの日は江ノ島の夕景を撮影するために一眼レフカメラと交換用のレンズ、そして三脚を担いでいるため、総重量にしてかなりのものを持ちながら休み無しに歩き回っていました。特に銭洗弁財天の坂と、源氏山公園から寿福寺へ降りる悪路がツラかった。

永福寺(「ようふくじ」と読みます)の跡地にはベンチがあったのでそこに座って少々休憩。写真のような池と木々が目の前に広がっていい感じです。

この永福寺は1192年に源頼朝が弟の源義経(幼名:牛若丸)と、源義経を匿った藤原泰衡を長とする奥州藤原氏を供養するために建てられたもの。頼朝としてみれば、使い捨てのコマのようにして使い殺した義経が亡霊として出てくるのではと恐れたのかもしれませんね。頼朝は極度の臆病者だったという話もありますし。

その供養塔である永福寺も1450年に焼失してしまったようで、それ以後復元されず、現代に至るようです。ちょうど池のところにある案内板に当時の永福寺の復元予想図が描かれていました。結構立派なお寺さんだったみたいです。

さて、疲れが完全にはとれたわけではありませんが、そろそろ瑞泉寺へ向かうことにしましょう。

 

臨済宗円覚寺派『瑞泉寺』の拝観口へ

永福寺跡から小さな小川を渡り、坂道を登っていくと瑞泉寺の石碑が見つかります。写真の奥に見える門をくぐった先が拝観口。拝観口とはいっても大人1人程度が入れるほどの小屋が建てられているのみ。そこで拝観料を支払って中へ進みます。

拝観口から真っすぐに進む道。左側に枯れ木がみえますが、これはおそらく桜の木。あと1、2週もすれば綺麗に咲き誇るのかと思われます。その様を見られないのが残念ですが、逆にそのおかげで他に誰もいないので落ち着いて観光できるというメリットを享受しましょう。

 

幾多もの階段を上りきって瑞泉寺の山門へ

瑞泉寺の本殿へは拝観口からみてかなり上の方にあります。こんな階段を上っていくことに。

途中の分かれ道。どちらの道を選んでも瑞泉寺の山門へ着けます。

それにしても左の道の苔の生え具合がすごい。苔寺という別名のある明月院もびっくりだと思います。さて、私は行きに左の階段を選び、帰りに右の階段で降りてくることにしました。後で合流するんだからぶっちゃけどうでもいい。

ようやく瑞泉寺の山門に到着です。こちらの瑞泉寺は円覚寺派に属し、夢窓疎石が開山したようで、鎌倉五山に次ぐ関東十刹(かんとうじゅっさつ)に列せられた格式のある寺院だそうです。円覚寺は以前の記事にて紹介しましたね。ちなみに関東十刹とは瑞泉寺の他、禅興寺、東勝寺、万寿寺、大慶寺、興聖寺、東漸寺、善福寺、法泉寺、長楽寺のようです。覚えられませんね、はい。

 

瑞泉寺の庭園を横切って本殿へ

この庭園を進んだ先に瑞泉寺の本殿がございます。写真の正面少し右あたりに見えている建物ですね。本殿の写真を撮るのを忘れてしまったためブログに載せることができず残念。

また、御朱印は山門をくぐってから左の方にみえる社務所でいただけます。中に入って呼び鈴を鳴らすとお坊さんが出迎えてくれますので、そこで御朱印帳を渡します。直書きしていただけましたので社務所の玄関の椅子にて待つように言われますので待機。ここ瑞泉寺は御朱印の料金は決まっていないので相場である300円~500円を渡すのが良いかと。私は直書きしていただけたのが嬉しかったので500円払いました!

 

名勝瑞泉寺庭園と天女洞

本殿の裏側には素晴らしい庭園が広がっています。山肌も雰囲気を出しており、他の寺社にはない趣があります

右側の洞窟が天女洞。かつて坐禅の修行場だったようです。

そして右の橋を渡って、さらに山の上の方にあがっていくと徧界一覧亭という鎌倉五山の僧が集まって詞会が開かれた建物があるようですが一般公開されていないためここまで。

 

瑞泉寺は観光客は少ないものの、庭園は一見の価値があるので時間があればぜひ訪れていただきたいと思います。次回は鎌倉五山第五位の浄妙寺です。

源頼朝の墓/北条義時の墓→荏柄天神社→鎌倉宮へ

鶴岡八幡宮のお次は源頼朝の墓へ。ついでに大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主役である北条義時の墓も近くにあるのでそこに寄ってから、荏柄天神社、鎌倉宮への抜けて金沢街道エリアに向かうのが今回の記事の範囲。

荏柄天神社と鎌倉宮はともかく源頼朝の墓なんてのは大河ドラマの影響でもなければ誰も立ち寄らなそうな場所だと思いました(個人の感想です)。

 

徒歩マップ『鶴岡八幡宮から源頼朝の墓/北条義時の墓と荏柄天神社を経由して鎌倉宮へ』

源頼朝の墓へ向かうには鶴岡八幡宮の大鳥居の方から出るのではなく東側にある東鳥居から出た方が良い。左側にある横浜国立大学教育学部 附属鎌倉小学校/中学校沿いに歩いていくと所々に源頼朝の墓への案内板が設置されているので案内通りに進めばOK

源頼朝の墓も北条義時の墓も階段を上がった先にあります。特に大江広元の墓は一段さらに高い場所にあるので中々に体力を使うかと思います。

荏柄天神社へも鎌倉宮へも案内板通りに進めば問題なく到着することができます。マップ上だと鶴岡八幡宮の東鳥居から鎌倉宮まで1kmほどなんですが、実際は階段をかなり上がったりするので予想よりは大変だと考えておくと良いでしょう。

 

白旗神社(西御門)隣の階段上に位置する『源頼朝の墓』

写真左にあるのが白旗神社。階段を上った先に鎌倉幕府初代将軍 源頼朝の墓があります。こんな辺境の地なので観光客が絶えない。恐るべし大河ドラマ効果。

頼朝さんの墓を拝むためには、この長い階段を上る必要があります。階段の両側に手すりがあるので足が多少弱い方でも訪れられるかと思います。

階段を上りきると目の前に現れる石塔こそが目的のお墓。写真だと誰もいないように見えますが、とにかく人が絶えない。この写真を撮るために5分以上待機しました。

この後で上がってきた階段を下りたら左側へ進み、再度長い階段を上ったところに北条義時の墓があり、そこからさらに長い階段を上ったところに大江広元の墓がありました。が、石塔があるだけなので敢えてブログに載せるほどでも無さそうだったので掲載は割愛。気になる人はご自身の足でお参りしてきてくださいませー

 

学問の神「菅原道真」を祀る日本三古天神『荏柄天神社』

源頼朝の墓/北条義時の墓の階段を下りて1区画先の交差点を左に進んでいくと左側に荏柄天神社の鳥居が見えます。社務所には鉛筆をはじめとした筆記用具が販売されておりました。合格祈願もしてくださるようです。なぜ筆記用具や合格祈願かというと、ここは学問の神様として有名な菅原道真公が祀られている社らしい。

その昔は荏柄山天満宮とも呼ばれ、福岡の大宰府天満宮、京都の北野天満宮とならび、日本三大天神と呼ばれていたとか。今現在の日本三大天神は福岡の大宰府天満宮、京都の北野天満宮、山口の防府天満宮となっているため、今では日本三古天神とされているらしい。

御朱印は社務所でいただくことができました。こちらも書置きのもの。学問の神様とのご縁を結ばせていただきました(合掌)

先ほどの写真は拝殿の正面からだったのですが、こちらは鉛筆塚から見たもの。境内に多く植えられている枯れ木は、おそらく1、2週間後には桜が満開になることでしょう。

で、こちらが鉛筆塚。漫画「かっぱ天国」の作者:清水崑の遺志を継いで横山隆一が建てたものとのこと。すでに横山隆一も亡くなられておりますが、鉛筆塚は今もなお多くの人が訪れるスポットとなっています。

この鉛筆塚には154人の漫画家が描いた154匹の蛙が描かれています。この漫画家ってのがこれまたビッグネーム。手塚治虫や藤子不二雄、水木しげる、つのだじろう等々。

先日、藤子不二雄Aが逝去されましたね。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

明治天皇の勅命によって後醍醐天皇の子 護良親王を祀るため創建された『鎌倉宮』

今回の記事の最後は鎌倉宮。こちらは後醍醐天皇の皇子である護良親王が祀られた神社です。この近くに護良親王のお墓も建てられています。

鳥居から本殿までの参道。左側にあるのは売店。御朱印は奥に見える鳥居の右側の建物でいただきます。鎌倉宮の御朱印は両開きの2ページのものです。こちらではコロナ禍にも関わらず直書きしていただけました。なので、番号札をいただいて記帳が終わるまで参拝することにします。

寅年のためか虎のぬいぐるみ。毎年変わるとしたら来年もぜひ訪れたい。ウサギの可愛いぬいぐるみが置かれているでしょうから!

手水舎。SNS投稿用のためか「鎌倉宮にいます」と印字されたハート側の団扇も用意されていました。で、なにやらたくさんの赤い物体が水に浮かべられております。

鬼のような獅子舞のような。コロナ対策のために手水は止めている代わりに置かれているような気がします。ということはこれが見られるのは今しかない?!

本殿ですね。こちらに護良親王が祀られています。この本殿の裏手には護良親王が幽閉されていたとされる土牢をはじめ、森林浴を楽しめる神苑、宝物殿があるようでした。この時は知らなかったのですが、別途拝観料を支払えば誰でも拝観できたようです……

神苑は紅葉が綺麗なようなので、またその時期にでも伺おうかな。

本殿右隣の村上社。ここに祀られている村上彦四郎は護良親王の忠臣だったと云われています。護良親王を最期までお守りし、死ぬ間際に自分の内臓を敵に投げつけた壮絶な死に様は現代までも強く語り継がれています。

 

記事が長くなってきたので今回はここまで。次回は永福寺跡を通って瑞泉寺に向かいます。

鎌倉のシンボル『鶴岡八幡宮』を訪れて ~鎌倉殿の13人の大河ドラマ館もあったよ!~

鎌倉の記事も9つめになりました。普通は鶴岡八幡宮は最初の方に紹介されると思うんですが、初日に大雨に降られてスキップしたせいでこんなに遅くの紹介になってしまいました。

大河ドラマの舞台となっている年の休日昼前ということで大混雑を予想していましたが予想よりは少なかったかな。まぁ空いてはいませんでしたけどね。

 

徒歩マップ『寿福寺から鶴岡八幡宮へ』

寿福寺からJR横須賀線の踏切を渡って、左手に見える川喜多映画記念館を通り過ぎると小町通りと合流します。そこを左折した後すぐに右折すると左手に鶴岡八幡宮が見えます。

このルートだと少し味気ないので本記事では鶴岡八幡宮の参道である若宮大路をくだり、鎌倉駅近くにある二の鳥居から紹介させていただければと。

 

鶴岡八幡宮の『二の鳥居』

鎌倉駅を出てまっすぐに東に進み、若宮大路を左折すると大きな赤鳥居がみえます。石碑には大きく鶴岡八幡宮の文字。その奥の狛犬はコロナ対策のためにマスク着用です。

鳥居の奥には並木道が続きます。今は枯れているんですが1,2週間後くらいには桜でいっぱいになるんでしょうねぇ。その時期に訪れる人羨ましいなぁ。私は見れなくて残念です……

 

若宮大路沿いを歩いて

二の鳥居をくぐってすぐ右側に豊島屋洋菓子舗。豊島屋っていうと鳩サブレで有名な老舗ですね。その豊島屋さんが洋菓子をはじめたようです。知らなったー

そこから少し歩くと左側には豊島屋本店。客の数がすごい。昔訪れた時ってこんなに混んでたかなぁ。鳩サブレは全国的に有名なので百貨店とかでも買えるんですが、やはり本店で買う人も多いんですね。建物の右上の方には鳩サブレの鳩の形にくり抜かれたデザインも。店前の松も雰囲気出してます。

鶴岡八幡宮三の鳥居の直前に左側に面白いのが見えました。キュートなキティーちゃんが可愛いサンリオカフェ。ポムポムプリンもデザインされとります。時間があったら寄っていきたかったですねぇ。

 

鶴岡八幡宮の境内へ

ようやく鶴岡八幡宮三の鳥居へ到着。空は曇っていて残念。写真の左の方に早咲きの桜がピンクの花を咲かせていますね。

鶴岡八幡宮の名物太鼓橋。残念ながら渡ることはできません。人はそれなりに多いけど思ったほどではなかった。桜の季節はすごいことになりそうですけどね。

本宮へ続く参道を左に鎌倉殿の13人を記念した大河ドラマ館がありました。期間限定なので興味がある方は2022年中に行くべきですね。

 

源氏池に浮かぶ『旗上弁財天社』

三の鳥居をくぐってすぐ右の方へ進むと旗上弁財天社へかかる朱色の橋へ。ちょうど鳩と鴨がたくさんいらっしゃいました。そういえば鎌倉大仏の高徳院にも鳩はいましたね。おや? 一羽だけ色違いが混じってる。

テクテク歩いている白鳩さん

橋のへりまで移動したと思ったら池には鴨がたくさん!

それにしても白いお姿が凛々しい! この神社の守り神なのかもしれません。

鳩さんに気をとられてしまった。で、こちらが旗上弁財天社。御朱印は鳥居をくぐった先にある社務所でいただけます。こちらも書置きのものでしたね。なお、ここの御朱印は鶴岡八幡宮本殿のものとは別になります。

旗上弁財天社から見た源氏池。美しやー。また社殿の裏には源頼朝の正室である北条政子が座ったといわれる石がありました。ただの石なんですが、その石をみるために行列を作って写真をパシャパシャとる人たちの様子はなんともシュールなものがありました。

 

鶴岡八幡宮の本宮へ

鶴岡八幡宮の大石段の前にある舞殿。ちょうど神主さんたちが舞を踊ってらっしゃいました。鶴岡八幡宮の御朱印は奥の方にみえる若宮(下宮)でいただきます。こちらも書置きのものでしたが、ピンクの色紙で華やかでした。

鶴岡八幡宮といったらこちらの大石段。見てわかる通り、そこまで人は多くありません。その脇で輪くぐりが行われていました。

本宮は人が多すぎたので撮影は遠慮しました。代わりに大石段の上から舞殿を見下ろした写真がこちら。土曜日の昼前ですが輪くぐりに行列ができているものの、そんなに混雑していないのが分かるかと。本宮のお賽銭前はすごいことになっていましたが!

 

鶴岡八幡宮は見どころが多いんですがこのくらいで。敷地が広いですし、国宝館などもありまして、全部回るとなるとかなりの時間を要すると思いますよ。

次回は源頼朝の墓から北条義時の墓、大江広元の墓と墓巡りをしてみます。

宇賀福神社(銭洗弁財天)から源氏山公園を抜けて寿福寺へ

高徳院の次は宇賀福神社へと向かいました。宇賀福神社というよりも銭洗弁財天という名称の方が一般的なのかもしれません。江ノ島にも銭洗いをする社はあるのですが、やはりより有名なのは鎌倉の方でしょうね。

宇賀福神社は山の上の方に位置しているため、そこそこ体力を必要とします。夕方歩き回った後のバテバテの状態だとツラい可能性もあるため、体力のあるうちに訪れた方が良いかもです。

また、宇賀福神社のすぐ近くに源氏山公園があります。源頼朝像が見どころですかね。そこから山道を降りると鎌倉五山のひとつ寿福寺に行くことができます。

 

徒歩マップ『高徳院~宇賀福神社~源氏山公園~寿福寺』

高徳院から宇賀福神社までは2.5kmほど。ですが山を登っていくことになるため距離以上に体力を使うと思います。上マップでは一番分かりやすい道で向かっていますが、大仏ハイキングコースと呼ばれる山道を使えば、途中の佐助稲荷神社を経由しながら宇賀福神社へ向かうことができます。

しかし、このルートは結構大変な道になるため晴れの日で、なおかつ歩きやすいスニーカーでないと少々キツい。おそらく高徳院から宇賀福神社まで1時間以上かかります。

そして宇賀福神社から源氏山公園はすぐなんですが、そこから寿福寺に降りるのはお勧めしません。いやぁあんなに大変な道だとは思わなかった。途中、急な坂道がありまして階段も無ければ手摺もない。岩肌に両手を当てながら舗装されてない地面をおそるおそる進んだ箇所がありました。

宇賀福神社から寿福寺へは素直に車通りに沿って行く方が良いかと思います。

 

銭洗弁財天こと宇賀福神社

高徳院から宇賀福神社までは都度案内板が配置されていますし、宇賀福神社に近づくにつれて人の数が多くなってくるので分かりやすいかと。途中坂道を登っていくと左手に神社の名前の彫られた石碑が見つかります。

神社の入口は鳥居から始まることが多いのですが、ここは洞窟をくぐって本殿へ向かうという特殊なつくり。

こちらに祭られているのは市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。天照大御神が須佐之男命の剣を噛んだ際の誓約時に生まれたとされた宗像三女神。その三柱の一神が市杵島姫命です。

お賽銭はこちらにするのですが、御朱印は隣の社務所でいただくことができました。書き置きのものでしたので残念ながら直書きはしていただくことは叶いませんでした。

銭洗いはこちらで行います。ザルにコインを入れてこちらのお水で注ぐというもの。朝の時間帯だったのか比較的空いていたためこのような写真が撮れましたが、おそらく休日の夕方は人が多くて並ぶことになるかも。

コロナ禍にも関わらず多くの方が銭洗いを実施しておりましたが、私は勇気が持てず今回は見送り。またコロナが落ち着いたときにでもお金を洗わせていただければと思いました。

 

源氏山公園の源頼朝像

源氏山公園にひときわ目立つ銅像がありました。鎌倉幕府初代将軍 源頼朝です。大河ドラマ鎌倉殿の13人の影響がここまでは来ていないためか観光客は少なめ。折角なので色々な角度から写真をおさめておこうと思います。

正面からの頼朝公。

逆サイドからの頼朝公…… 以上!!!

 

鎌倉五山の第三位『寿福寺』

源氏山公園から案内板通りに寿福寺に向かってたらヒドイ目にあった…… 道がヒドイのなんのって。足に自信がない人は絶対にやめた方が良いです。おかげで靴とズボンの下が土で汚れてしまいました…… まぁ途中で太田道灌のお墓を拝めはしましたが。

で、こちらが寿福寺の山門。山門不幸のため御朱印はいただけませんでした。ご住職の身内に不幸があった場合に山門不幸として、それから数ヵ月間は御朱印などはいただけなくなります。そういった事情からお寺さんを拝観するのも止めて早々に立ち去りました。

寿福寺の山門をくぐると長い参道。この時はなにやら整備をしている最中でした。紅葉の時期は真っ赤に彩られるようです。

 

以上、かけ足で3か所ほど紹介しました。次回は鎌倉の最大の見どころのひとつである鶴岡八幡宮へ。

高徳院に鎮座されている鎌倉のイケメン大仏様をご覧あれ

実は長谷寺の前後に御霊神社と光則寺を拝観したのですが、御霊神社は写真撮影禁止、光則寺はブログで紹介するのは難しいということで記事を省略してしまいました。

高徳院は見どころが大仏様のみというシンプルゆえに記事にするのが難しいと思いました。とはいえ、鎌倉を紹介するにあたって省略はあり得ないほど有名ということでお付き合いくださいませー

 

徒歩マップ『長谷寺から高徳院へ』

長谷寺から高徳院へは750mほど。しかも大通り沿いに歩けば良い。また、高徳院のバス停名は「大仏前」なのでバスに乗ったとしても降り忘れることはないかと。

で、はじめにも話した通りなんですが高徳院は本当に大仏様しかない。拝観口を過ぎたら大仏広場に出て、大仏様をクルッと一周したら終わりという。

ちなみに鎌倉の大仏様は日本にある大仏の中でもトップクラスのイケメンとの噂。ということでせっかくなので今回は高徳院の案内ではなく、イケメン大仏の写真集とさせてください!

 

阿弥陀如来坐像こと『鎌倉大仏』のデジタルフォトアルバム

大仏広場の入口

土曜日とはいえ朝なので比較的に人は少なめ

石碑の近く

正面から。あと1、2週間も経てば写真右方の桜の木が満開に

おや? 頭の上に黒いものが。

鳩さんでした。ここから見える景色は譲らないといった感じ。

真正面から

斜め下から

逆サイド

美男子として有名な鎌倉大佛のお顔

 

以上です。御朱印は大仏様に向かって左側の社務所でいただきました。お土産も販売されていたのでそこで長寿箸を購入し、大仏様裏庭にあるお土産屋でキーホルダーを購入しました。江ノ島のキーホルダーも販売されていたので鎌倉大仏と江ノ島のものをセットで買いました。

 

ほぼ写真だけで今回は終了。午後になると半端なく混雑するようなので平日か休日の朝に訪れることをお勧めします。

次回は宇賀神神社こと銭洗弁財天へ。

国内最大級の大きさを誇る長谷観音を有する『長谷寺』へ

昨日の大雨はやんではいるものの晴れとはいえない曇り空。午後に江ノ島の夕日を撮影できるかもやもやしながら一日がはじまりました。

江ノ島・鎌倉エリアを観光する際には必ずお得な交通セット券を確認しましょう。「江ノ電一日乗車券のりおりくん」は江ノ電に1日乗り降り自由な券なので江ノ電沿線を中心に観光する人にはお勧めです。また、この「のりおりくん」には13:00以降のみ使える代わりに割引がされ、なおかつ江ノ島の各種観光地の入場券がセットでついた「鎌倉・江の島アフタヌーンパス」も発売されていたりするので公式ホームページは要チェックです。

今回私が利用したのは「のりおりくん」と長谷寺の拝観券がセットになった「のりおりくん&長谷寺拝観セット券」。こちらは長谷寺1300周年を記念したコラボ商品のようなので期間限定かもしれません。ちなみに2022年4月現在においては販売されております。

徒歩マップ『長谷駅から長谷寺へ』

長谷寺は江ノ電「長谷駅」から徒歩5分程度。駅を降りると案内板がありますのでその通りに進めば問題ないかと。長谷寺には駐車場もあるんですが30分350円とかいう価格。各寺社に参拝ごとに駐車料を支払うのもかなりの金額になってしまうので鎌倉巡りは徒歩か公共交通機関がよろしいかと思います。

 

長谷寺の前にある鎌倉オルゴール堂

長谷寺へ向かう途中の右側にある鎌倉オルゴール堂。全国チェーンのオルゴール店で、高級オルゴールも揃ってる。鎌倉の大仏様のオルゴールのような鎌倉にちなんだオルゴールはこの鎌倉店でしか買えません。からくり時計が目印と言われているようですが……

それよりもワンちゃん像が気になって仕方がない。ダックスフントがグラサンつけて一生懸命客引きしています。

 

長谷寺の拝観口

長谷寺の拝観口がこちら。山門から入るのではなくその左側にある建物が受付になっています。朝早い時間帯なので観光客はまだあまりおらず。これが昼頃になるとツアー客や修学旅行かなんかの学生合わせて凄い数になるんですけどね。

長谷寺の山門。昨日まで円覚寺や建長寺を巡っていたので、入口にある門を素直に山門と呼んでいいのか抵抗がありましたが、長谷寺では分かりやすくこちらがそのまま山門となっていますよ。

 

長谷寺の庭園を散策

拝観口を出たら池が広がります。紅葉の時期とかなら真っ赤に染まるのだろうか。池には鯉が泳いでいまして、境内で売られている餌を購入すればあげられるようです。

てかこのシステム結構みるけど、自分たちが負担すべき餌代を観光客に負担させる仕組みは秀逸だと思う。

おそらく平日の朝にしか撮れないであろう人が少ない風景写真。折角ししおどしがあったけど三脚が使えないのでスローシャッター撮影はあきらめ。

あー、撮影で鎌倉を訪れる人は注意してください。鎌倉の寺院はほぼすべて三脚や一脚といった撮影補助具、そしてスマホの自撮り棒は禁止されていますので。

和み地蔵。コロナ禍ではきちんとマスクをつけてお祈りされていらっしゃいます。見ているだけで和みます。

この先は弁天窟。洞窟内は明かりが少ないので三脚無しでは撮影ほぼ不可能。ということであきらめました。ですので、ぜひご自身の足で訪れてみてください。

 

階段を上った先に長谷寺の『地蔵堂』

子安繁栄の御利益のある地蔵様。こちらは平成15年に再建されたもののようです。

地蔵堂の隣にある卍池。なぜこの名前なのかというと池の形が卍の形をしているから。この隣には水かけ地蔵がありまして、お水をかけると幸せになれるとかなんとか。

千体地蔵。こちらは申し込みさえすれば誰でも追加で奉納できるっぽい。これまでにこれだけの方々が奉納されたということですねー。

 

ご本尊『長谷観音』の祀られる観音堂

さらに階段を上がると長谷観音を拝める観音堂に到着します。御朱印の受付もこちら。コロナ禍にも関わらず御朱印帳に直書きしていただけました。感謝。

長谷観音は国内の木造観音像の中では最大級の大きさを誇ります。その高さはなんと9.18m! 観音様は撮影禁止ですのでこちらのブログでは残念ながらお姿を掲載することはできません。見られたい方はぜひご自身の足で(二回目)

別の角度からの観音堂。だんだんと人数が増えてきました。しかしまだ団体客がいないのでまばらです。人が来る前に急いで回りきってしまいましょう!

 

由比ヶ浜を見渡せる長谷寺の『見晴台』

観音堂を通り過ぎると休憩できる椅子とテーブルが併設された見晴台に。長谷寺は背後に山があるため位置関係上、江ノ島や富士山が見えませんが由比ヶ浜を見渡せます。下の方に家が見える通り、これだけ階段を上ってきました。

こちらの見晴台には展望台によくある有料の望遠鏡も。そういえば朝は空は完全に雲で覆われていましたが、少し裂け目が出てきたような。このまま夕方までもってくれればいいのだが……

 

長谷寺の『経蔵』

観音堂の隣にある経蔵。長谷観音を写真におさめることができませんでしたが、こちらの銅像は外に安置されているため撮影できそうだったのでパシャリ。望遠レンズは持参していなかったのでボカしはこれが限界。

鯉も泳ぐ経蔵の池。ここも紅葉時には綺麗に彩られるのでしょう。

この近くにもお地蔵さまがいらっしゃいました。こちらは水子塚ですか。長谷寺は子安繁栄にわかる通り、子供関連の御利益が中心のようですね。

さて、これからさらに階段を上り散策路に行きましょう。

 

長谷寺の最奥にある散策路を巡る

まさかさらに山を登ることになるとは…… 先ほどの見晴台からみたときよりもかなり高い位置まで来たのが分かります。長谷寺の拝観はこんな風に山を登るような感じになりますよー

散策路は道なりに一周ぐるりと巡ります。行きと帰りで人が行き交わないように一方通行で進めるようになっているのが素晴らしい。そして景色も素晴らしい。

 

これにて長谷寺の紹介は了。時期によって咲いている花が変わるようなので一年中楽しめるようになっているらしく。次回はやっぱり紅葉時に訪れたいなー。

さて、次目的地は鎌倉の大仏様のいらっしゃる高徳院へ。