周囲をグルっと一巡り! テレビでは見られないシドニーオペラハウスの裏の顔

シドニー記事5本目にしてようやくオペラハウス。シドニーの観光地と言えばおそらく誰もが思い浮かべるのがこのシドニーオペラハウスでしょう。サーキュラーキー駅の方から訪れる方が多いと思いますが、今回はロイヤル植物園側からの訪問となってしまいました。

 

オペラハウス周回ルート

こんな感じで背面をぐるっと一周。せっかくシドニーくんだりまで来たんだから普段テレビでは見られない後ろ側へも行ってみようかなと。植物園を湾沿いに歩くのでお散歩にちょうど良い。風景もイイしね!

 

植物園を通ってオペラハウスの敷地へ

ミセス・マクアリーズ・チェアからひたすら川沿いに歩くだけ。観光地なので人が多いと思いきやそんなにでもなかった。こちら側は意外と穴場になってるんでしょうかね。

徐々に大きくなってくるシェル屋根オブジェクト。風が少し強いけど、初夏なので気持ちいい! こう見ると分かるけど、オペラハウスってのは3つの建物から出来ているんだな。まぁ次回の記事でオペラハウスの見学ツアーを紹介するんでその時に詳細を。

ゲートに到着~ 🙂  このゲートを抜けてしまうと、そこはもはや植物園ではなくオペラハウス。ゲートはあるけど別にお金が取られるわけじゃない。夜になると植物園が閉まってしまうので、そのためのものでしょう。

それでは門をくぐりましょうか。

 

まずはオペラハウスの側面から

建物のすぐ横にこんな川に突き出た場所(埠頭って言うんだっけ?)があったんで寄ってみようかなと。特に何もなさそうだけど。

マンオーワーステップス(Man O War Steps Opera House)ってとこらしい…… 日本語でなんて言うのか分からんのでカタカナ読みで勘弁を。

この埠頭からボートチャーターとかできるらしい。そんなようなことがホームページに書かれてました。問い合わせフォームもあるのでお金持ちは問い合わせてはいかがでしょうか。

先っぽにベンチがあったからちょっと休憩。だけどベンチが少し塩っぽかったのでやっぱり座るのヤメにした。

ここからオペラハウスの全体像がみられるんだけど、なんか目の前の柱とかが微妙に邪魔してて景観を損ねてるのか残念 😥

さて、それではオペラハウスに向かいましょう! 

側面の道はこんなに狭い。しかも人も少ない。夜はこの電灯が光ってさぞ綺麗なんでしょうね!

 

オペラハウスの後ろ側へ

背面に出ました!! 予想以上に広いスペース 😮 

本邦初公開! これがシドニーオペラハウスの後側だ!! ……凄く地味…… テレビとかで放映されないのも分かるよねー

人だってこんなんだぜ?? これがシドニー1の観光地の裏側です!!

ちょうど対岸にドデカい船が停泊してた。たぶんアレはプリンセスクルーズ。サン・プリンセス、ゴールデン・プリンセス、ダイヤモンド プリンセスっていう3種類あるんだけどそのうちどれかは知らん。簡単に説明すると、シドニー、タスマニア、メルボルンをめぐる豪華客船によるクルーズ号です。

今回行く予定もその三カ所なので、私は自力で回ることになるわけなんですがね。豪華客船には豪華客船の良さはあるので、次の機会にはこれに乗ってみようかなと思ってはいます。

ハーバーブリッジを独り占め 😆  なんだろう。実際にこの風景をみてたときは爽快感というか、感無量な気分を味わっていたんだけど…… 写真だと伝わらんね 🙄  やっぱりシドニーの高層ビル、オペラハウスっていう360°のパノラマ感が難しいよなー

来たのとは逆側を通ってオペラハウスのエントランスへと向かいましょう。こちらは人が多い。さっきはオペラハウスを独占してた気分だったのに分け前をくれてやったみたいな。

 

ついにオペラハウス内部

しばらく進むと左側にこんなトンネルが見えるので中へと。

この薄暗いのが入口。階段を上がっていきましょう。

階段をひとつ上るとチケットカウンター。あ、手前にあるのはインフォメーションで、少し奥にみえるのがチケットオフィスです。

ここでチケットを買います。オペラハウスは自由見学ができなくなっていて、中を見学したかったらここでツアーのチケットを買うしかありません。以前紹介した国連とかと同じシステムね。

ツアー開始時間と所要時間、そして皆さんがもっとも興味があるであろう料金はこの通り。こういう料金ってのは値上がる傾向にあるため、行く前には公式ホームページで調べることをおススメします。日本語ページもあったのでこちらにリンクを張っておきますが、こういう下位ページはリンク切れになることが多々あるのでページが見つからなかったらすみません。

てか、もうすでに$29に値上がってますね 😯  どんなペースだよ……

ツアー開始まで暇なんで中をブラブラ。ツアーの集合場所はチケットオフィスからはちょい離れてる。エントランスの階段を再び降りて、右折したところにある階段をさらに降りたところにあるショップの前。チケットにグループナンバー(確かAとかBとかのアルファベットだった気がする)が書かれているので、そのアルファベットが貼られている柱付近で待っていれば良い。

ちなみに画像はショップ。こういう公式ショップは高いんだよなぁ。ここでしか買えないものもあると思うんだけど、何でもいいからオペラハウスのお土産が欲しい人はここで買わない方が良い。後の方の記事で書きますが、ダーリングハーバーにあるショッピングセンター内が安いのでおススメ。

公式ショップのリッチマンはおいておいて。内部にはトイレもあります。シドニーは至る所にトイレがあるので困らないかと。どこぞの地域とは違って無料トイレばかり(ヨーロッパとは言いませんよヨーロッパとは)

ここから上は立入禁止。ツアーでのみ入場が許されるエリア。

レストランもある。実はオペラハウスの3つの建物のひとつはこのレストラン。確かドレスコードがあったと思うので正装じゃないと入れなかったと思う。値段もお高いです。庶民の私は華麗にスルー 😆 

プロジェクションマッピングの写真が飾られてた。ここでコレを見ておいてよかった。実はツアーの時にプロジェクションマッピングについて質問したら毎日21:00に行なわれるとの情報をキャッチした。有名なオペラハウス全体のプロジェクションマッピングではなくて、レストランの屋根だけに行なわれる小さな規模のものらしい。有名な大規模の奴はビビッドシドニーとか大晦日とかの大イベントのとき限定とのこと。残念 🙁 

 

ツアー開始まで時間つぶし

オペラハウスを出て階段を2つ下った集合場所の近くでブラブラ。フードコートがあった

なんだろう。さっきのハーバーブリッジよりも良い絵に見える……

暇なので鳥撮影 😉  シドニーに望遠レンズ持ってきてなかったんだよ。これはタスマニアで非常に後悔することになるのですが。

最後にサーキュラーキー側からのオペラハウス!

 

次回はオペラハウスの内部へ!

知る人ぞ知るシドニーオペラハウスの絶景ポイント『ミセス・マクアリーズ・チェア』

前回に引き続きロイヤル植物園の中から。今回歩いた距離はそんなでもない。というのも、あんまり日本の記事で紹介されていないオペラハウスの絶景ポイントに焦点を当てたかったゆえ。日本人は少なけれど中国人は多かった。どこ歩いてても中国語が耳に飛び込んでくるくらい。本当に大げさじゃないんですよ……

 

ミセス・マクアリーズ・チェア(Mrs Macquarie’s Chair)ってどこ?

ロイヤル植物園の先端。ハーバーブリッジとは遠い側にミセス・マクアリーズ・チェアはあります。絶景ポイントはその付近にある岬なんだけど、観光地名としてはミセス・マクアリーズ・チェアが有名ですね。オペラハウスの絶景ポイントなのになぜか日本ではそんなに知られていない不思議。

で、どうしてここが絶景ポイントかというと…… 地図を見てもらえれば分かるよね? この角度からだとオペラハウスの向こう側にハーバーブリッジが一緒に見えるんですよ。しかも少し角度を変えればシドニーの高層ビル群も一緒に見えちゃうっていう。シドニーに来たら絶対に訪れる場所ですね!

ちなみに日本人にはミセス・マッコーリーズ・チェアって聞き取れるかもしれないのですが、取りあえずこの記事ではミセス・マクアリーズ・チェアって言い方で統一させてくださいませ。

 

ロイヤル植物園のゲートを抜けて岬の方へ

何度見てもいい景色だなぁ…… などと言ってもいられない。さっさと岬へ行くぞ。

植物園の全体マップと望遠鏡。こうやってポイントポイントにマップがあるの親切だよね。望遠鏡もこういう景色が売りのところには必ずあるっていう。

なんか椅子みたいなのがそこら中にあって外人たちが休んでた。のんびりできてていいなぁ。あいにく私は先を急がねばならんのだ 😡 

湾沿いを歩いてもいいんだけど、行きはあえて丘の上を進もう。帰りに湾沿い歩けばいいし。

丘に少し上ったところから見えた風景。ナイス!! オペラハウスの向こう側にハーバーブリッジが見えてるねぇ 😆  岬からは何も遮るものがなくてこの風景を独り占めできるんだろう…… と、この時は思ってました。これが間違いだということに後で気がつくのですが。

同じ方向へ向かう人多数。取りあえず皆について行きましょう。

なんか車がたくさん止まってる。まだ目的地までは距離があるのにね。

もう駐車スペースがないくらいの縦列駐車。しかも中国人がなんか変な旗広げてるし。数分後にこれがほとんど全て中国人の車だということに気がつくのですが。

ちゃんとリサイクルボックス設置されてますよ! ポイ捨て厳禁。そういえば日本てこういうリサイクルボックス置かれてないよね。なのにあんまり汚れてないってことはみんなコンビニとかのゴミ箱に捨てちゃってるってことかな?!

岬の方へ…… と思って振り返ってみたらなんかデッカイのが向こうの方に見える。あれは何だろう? 🙄 

海軍の戦艦!? 最初のマップに載せてありますが、この半島の向こう側はガーデンアイランドっていう軍事基地になっているのです。それにしても戦艦デカい。

デニソン砦も見えます。刑務所になったり軍の要塞になったりと結構な歴史がある場所ですが現在では観光地。サーキュラーキーから船で行かれるので時間がある方は訪れてみるのも良いかと。あそこから望むオペラハウス&ハーバーブリッジの風景はきっと素晴らしいことでしょう!

展望台的な何か。皆さん集まって記念撮影していますが私は早々に絶景ポイントへ。

ここを下ります。岬まであとちょっと!

なんかすごい人だかりができてる。何があるんだろう?

ミセスが座って写真撮ってる。なんか凄い行列ができていたんでさすがに並ぶ気になれず。しかも全員東洋系、しかも中国人だったんだよなぁ。

正面はこんな感じっす。

あー、これがミセス・マクアリーズ・チェアね。

そういえばさっきこんな説明版あったな。で、ここら辺でミセス・マクアリーズ・チェアについて説明を。

マクアリーズってのはイギリス生まれのお方。この人が偉い人と結婚してしまってなんとお相手がニューサウスウェールズ州の初代総督。で、マクアリーズ奥さまがホームシックを患ってしまってあまりに悲しむものだから、何とかしてやろうと。それで故郷に向かうイギリス船を見られるこの場所に椅子を作ろうと思ったわけ。しかもこの椅子は総督が奴隷に命令して作らせたんだって 😯 

まぁ、そんないわくつきの場所なんですね。

ミセス・マクアリーズ・チェアからぐるっと岬を回ると…… ついにオペラハウスが眼前に!!

うおおおおおおおおおおおおおおお!!! 凄い絶景!!!!! あそこの岩場の上まで行ってみよう!!

これがシドニーオペラハウス&ハーバーブリッジのコンビネーション! しかも丁度目の前をボートが横切っていい味出してますねー 😎 

この場所メッチャ観光名所になっててオペラハウス&ハーバーブリッジをバックにして写真を撮る(中国人)が後を絶たない。絶え間なく「いー、ある、さーん(パシャ)」っていう声&音が鳴り響く。風景はシドニーなんだけど聞こえてくる言語は中国語ばかりみたいな?(笑)

帰りに通った道。この岬は断崖沿いにあるんでこんな風景も見られる。

最後にパノラマ写真でも。ザ・シドニーって感じだよね!

 

次回はシドニー・オペラハウスに行きたいと思います!