オーストラリア最古の石橋『リッチモンド橋』を求めて ~前編~

今回はタスマニア州都ホバートの日帰りツアーでリッチモンドを目指します。オーストラリア最古の石橋があるということで観光地になってるとかとか。

このリッチモンドにはバスで行くことができるのですが、同時にボノロング野生動物公園にも行きたかったので、少々お高いツアーに申し込むことにしました。

バス利用の場合、リッチモンドからボノロングへの直通バスはなく、その場合はリッチモンドに行ってから、一旦ホバートに戻り、そこからボノロング行きのバスに乗ることになります。こんな田舎のバスが頻繁に出ているわけもなく、これだけで一日潰れてしまうのは時間の無駄。

そして、サイクリングという手も考えましたが、ホバート→リッチモンド→ボノロング→ホバートの道は傾斜が激しいとのこと。レンタサイクルで行かれる方は覚悟してください(笑)

結局、レンタカーを借りられるのであれば、断然レンタカーが良いでしょうね。無免許なのが痛い 😥 

 

ホバート市街からリッチモンドまでのルート(From Hobart City to Richmond)

ホバート市街からリッチモンドまでの道のり。空港に戻る感じで走るのですが、途中ケンブリッジというところで北側の道に入ります。で、この距離が25kmほどなので、自転車で行かれるとも初めは思ったんですよ。で、よーく調べたらメチャクチャアップダウンが激しいということを知って断念!

そんな厳しい選択をあえて取りたいっていうチャレンジャーさんは試してくださいねー

 

ホバートからリッチモンドへ

ツアーのスタート地点はここ。あ、なんていう場所だったっけ……? 忘れてしまったので以前の記事を読んでくださいませ。

集合時間が来るとバスが出発。バスの運転手が面白い人だった。いきなり日本語で話しかけられて少し驚き。それなりに日本人観光客も多いんだろうね。で、バスはホバート市街を通過していきます。

なんちゃら橋が見えてきた! 確かこの橋の名前も以前の記事で紹介した気がする。残念ながら橋の名称を忘れてしまったので名前調べは読者に任せる!

なんちゃら橋を渡りまーす 😆 

タスマニアの風景。まだホバートに近いからそこそこ家が見える。長閑な街並み。

直にこういう風景に変わる。大田舎タスマニア。

なんか変な砂山みたいなのがあった。禿山か?

村みたいなのが見えてきた。おそらくここが最初の目的地リッチモンド。

バスは丁寧にリッチモンドの村を一周してから駐車場へ。駐車場は無料なのでレンタカーの人はご安心を。

ホバートから26kmですね。こんな遠くまで来ちまったぜ!

 

リッチモンドの村を散策

取りあえず散策。あ、ここの敷地の中にデッカイチェス盤がある。ホバートにもあったのとおんなじだ。

こちらはベーカリー。ぶっちゃけリッチモンドは結構暇だから、早めに観光を終えたらこういうところで優雅に時間を潰すのもありかな。

村自体は総じてこんな感じ。心が洗われるようだ。ま、実際にここタスマニアは世界一水と空気が綺麗な島なので、洗われるという表現は的を射ているわけだが。

リッチモンドのメイン通りー

リッチモンドの歴史を紹介する看板。ツアーなんで読んでる暇もないんだけどね。時間いっぱいリッチモンドを回りたいので。

リッチモンドのスーパーマーケット。これがなければ食料も手に入らないという地元民の命綱。

ジェラシックパークではなくジラフィックパーク。キリン関連のショップですね。なんてマニアックな……

一際目立つ建物。

ホテル兼レストラン。しかもNO VACANCYだって。空き部屋無しってこと。つまり満員御礼。スゲー 😯 

村にはインフォメーションセンターもあるらしい。

こちらは昔のホバートシティのミニチュアを見られるエリア。興味のある人はぜひここに来たとき中に入ってみてください!

 

少し記事が長くなってきたので今回はここまで。次回はリッチモンド村の名物『リッチモンド橋』を紹介!

タスマニア観光地『ホバート港』の夜景を一挙公開!

レストランのWi-FiでポケモンGOで時間を潰してようやく夕暮れ時。三脚を用意して撮影準備。雨雲が多く、雨が降ってきそうで不安でしたが、その最悪の事態を何とか回避。

 

キングス桟橋(Kings Pier)

まずはここキングス桟橋にて。前回の記事「あのチャールズ・ダーウィンも200年前にビーグル号で訪れた『ホバート港』」で紹介したダグラス・モーソン(Douglas Mawson)像の場所。

丁度日が暮れはじめて空が赤く染まりはじめています。

少し場所を変えて船を入れてみた。空が段々と青く染まってきました。もう少し空が晴れていたらもっと映えた絵になったかも。

初夏とはいえ、タスマニアの夜はそれなりに冷え込みます。夜歩くときはそれなりに暖かい服装をすると良いでしょう。

ペンギンとアザラシを入れてみた。南極を意識したエリア。シャッター速度を25秒に設定して集光しまくったものなので、写真では明るく見えますが実際はかなり暗い。

そろそろ撮影場所を変えてみます。ヴィクトリア・ドックをグルグル回って撮影場所を探索。

 

モーソン・プレイス(Mawson Place)

夜のヴィクトリア・ドック。ホバートの夜景っていうと、やっぱりボートを入れたくなる。ここからだとタスマニア博物館&美術館も入って一石二鳥 🙂 

撮影時には所々に見えるクレーンが気になってたけど、こうやって改めて写真でみてみるとこれでこれでいいかなと。

もう完全に日が暮れてしまった。人通りも少なくなってきたけど、全然怖くない。ここら辺がオーストラリアの治安の素晴らしさですねー。ヨーロッパとかだったら、余程の観光地でない限りこんな遅くまでカメラ撮影なんてできないので。

ただ、このホバートの夜歩きで気を付けなければならないことは、たまに生卵を投げつけてくる軍団がいるらしい。なんか良く分からんけど、そんな奴らがいるらしいと聞きました。

タスマニア博物館&美術館を背にしてエリザベス桟橋方面を撮影。シンプルだけどイイ感じ!

 

ブルック通り桟橋(Brooke Street Pier)

最後はこのブルック通り桟橋。このメインビルディングはこの時間でも煌々と光輝いておりました。この時間でもボートが行き交っていて、夜でも活発なホバート港でした!

 

ホバートからはオーロラが見えるのですが、残念ですがこの天気では無理。もし、オーロラをみるつもりであれば二、三日程度滞在するのが良いかなと。

次回は、ホバート発半日ツアーでリッチモンドに向かってみましょう!

あのチャールズ・ダーウィンも200年前にビーグル号で訪れた『ホバート港』

サラマンカ・マーケットからそのままホバート港散策へ。サラマンカ通りで食事を済ませたかったのですが、これといって惹かれるレストランがなく。いつの間にかホバート港まで来てしまいました 🙂 

 

徒歩マップ『ホバート港(Port of Hobart)』

サラマンカ・マーケットからスタートしてタスマニア スクール・オブ・クリエイティブ・アーツ大学(University of Tasmania, School of Creative Arts)へ。距離は約1km。世界一綺麗な水と空気を楽しみながらゆっくりと散策して参りました。

 

ブルック通り桟橋(Brooke Street Pier)へ

サラマンカ・マーケットを背にしてホバート港へと向かいます。タスマニア博物館から来た道を戻るだけ。

ここがタスマニアの州議事堂。こじんまりとしているのがタスマニアらしい。なんか変なおっさんが芝生に寝転んでますね。

大通りの向こうに見える三角屋根の倉庫みたいなのがブルック通り桟橋に面した建物。写真で中央やや右、自転車マンの背後にあるやつね。

到着~。大体100mくらい歩いたかな。一日ツアーとかはここから出発します。かくいう私もボノロング&リッチモンドツアーではここから出発しました。それは後の記事にて紹介します。

 

エリザベス通り桟橋(Elizabeth Street Pier)へ

次は隣のエリザベス通り桟橋へ。向こうに見える明るい灰色の三角屋根の建物が目的地。

到着。歩いた距離50mくらいかな。この建物が一番賑やかで、中にはレストランとかがたくさん入ってる。本当はここで食事しても良かったが、少し周りが賑わい過ぎていたので素通りしてしまった。

イエローボート。おそらく水上タクシーみたいなものだろうと思われる。

ウィンドウショッピング。オーストラリアってこういうぬいぐるみをたくさん展示するのが流行りらしい。ウォンバットとディンゴぬいぐるみが気になる 😆 

エリザベス通り桟橋から遊覧船みたいなのが出航するところ。こういうの見るとホバート港ってやっぱり観光地なんだなって実感する。

 

モーソン・プレイス(Mawson Place)へ

内陸の方をみると、タスマニア博物館&美術館が見える。遠くからみるとクレーンがいくつかあって景観が台無し 😥 

ドックをグルっと回ってエリザベス通り桟橋を眺める。ここの風景は夜景映えしそうなので夜にまた来よう。

ここら辺はモーソン・プレイスっていうらしい。今グルっと周回したのはコンスティテューションドック(Constitution Dock)。ちなみにドックっていうのは、こういう海に通じている長方形のプールのことね。リバプールのアルバート・ドックとかのドックと同じ意。

クリスマスツリー。シドニーで見過ぎててもう見飽きとる 🙁 

 

キングス桟橋(Kings Pier)

キングス桟橋に入ると黒い銅像がたくさん。

南極に行った探検家として有名なダグラス・モーソン(Douglas Mawson)像。周りにはペンギンもいらっしゃいます。

やたらと立派な建物。

立派な船。Yandeyarraっていうのはオーストラリア先住民のコミュニティらしく、おそらく彼らが所有している船なのでしょう。

エントランスには何体もの銅像。近くにこの説明碑があったので読んでみましょう。

ローワン・ガレスピー(Rowan Gillespie)の作品。1803年~1853年までの間にファン・ディーメン(Van Diemen’s Land)に連れてこられた13,000人の囚人女性と、その2,000人の子供たち。どうやらこの場所は、彼女たちが降り立った場所らしい。

こちらは先ほどのFootstepsに関係していそうな記念碑。説明碑の写真を撮り忘れたので詳細は分からず……

 

 タスマニア スクール・オブ・クリエイティブ・アーツ大学(University of Tasmania, School of Creative Arts)へ

オーストラリアの先住民アボリジニのアートショップがあった。撮影禁止だったのでスルー。ブログに載せられないのはキツイ。

日本語で「画廊・ギャラリー」って書かれてる。せっかくなので行ってやろう。

得体の知れないモニュメント。

タスマニア大学美術学部のアート作品だったのか。それにしても分かりずらい場所にあるなぁ……

 

MORESにて食事 🙂 

結局、食事はここでとることにした。場所はコンスティテューションドックとヴィクトリアドックの間。タスマニア博物館&美術館から港に向かって歩いてすぐのところ。

カウンターで料理を頼むと、こんな機械をもらうので鳴り出したら取りにいく仕組み。フィッシュ&チップスで1,500円くらいだった。結構高かったけど美味しかった。港だけあって魚は新鮮でおいしい。Wi-Fiが通ってたのでポケモンGOをやりながらタスマニア産のデルビルを探すも見つからず。仕方がないのでガルーラ捕まえて満足しました。

 

次回はホバート港の夜景を。

タスマニアで最も有名な歴史ある市場『サラマンカ・マーケット』

ホバート観光で外せないのがサラマンカ・マーケット…… なんですが、私が訪れたのは平日だったんです。実は、週に一回、毎週土曜日の8:30~15:00までここサラマンカで市場が催されます。仕方がないので普段のサラマンカを本記事では紹介します。とはいえ、中々平日にここを訪れる人も少ないため、情報としては需要があるかも?

 

『サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)』の場所

サラマンカはホバート港の南側。ホテルの受付で食事する場所を聞いたら、まず教えてくれたのがここだった。結局、ここでは食事せずにホバート港のレストランを利用したんだけど、それは次回の記事にて詳細を。

 

モリソン通り(Morrison Street)からサラマンカ・マーケット(Salamanca Market)へ

ホバート港沿いに南下すると大きく左に曲がる道が見えます。そこから目的地はもう目と鼻の先。通りの向こう側がサラマンカです。

サラマンカの入口にある銅像。これはアベル・タスマン(Abel Tasman)記念碑。1642年11月24日にこのタスマニア西海岸を発券したオランダの探検家です。ちなみにこの銅像の背後にはタスマニア州議事堂があります。まぁ観光地としてはあんま面白くないのでブログでの紹介は省略 😛 

 

サラマンカ・マーケット到着

見えてきましたサラマンカ・マーケット! 建物の壁面にSALAMANCA FRUITって書かれています。

平日なのに車が多い。観光客がここら辺に車を置いて付近を散策してるのかもしれない。あ、写真の下に自分の影が映りこんでしまった!

今はこんな感じで閑散としてるんですが、土曜日は出店で賑やかになるんですよ。

昼間にも関わらず人気の店もある。平日の昼間からアルコールを飲む習慣はヨーロッパに似てる。さすが元イギリス。

ここら辺は特にお客さんの多い。タスマニアの地ビールとかが人気らしいです。

 

サラマンカ・マーケットの裏通りへ

少し広めの通りがあったので奥へ向かってみましょう。ちなみにこの通りの名前はサラマンカ・スクエア(Salanca Square)っていうんですが、ここに入る角にある店の名前はサラマンカ・マーケット。試しに入ってみたけど、野菜とか食料品とか、まぁホバート住民用のスーパーマーケットという感じでした。

面白いモニュメント。左のギター弾いてる人に自転車のチェーンが巻き付けられてるの草

MERCURYっていうショッピングセンターみたいなやつ。レストランもあるしスーパーマーケットも入ってる。ちなみに公衆トイレがあるので、尿意を覚えた方はここにてお使いください。

バニーガール(?)を撮影する犬カメラマン。何を意味するのかは分からない。

裏通りにあるレストランのテラス席はガラガラ。おそらく夜から混むのだろう。

 

サラマンカ・スクエアの噴水エリア

向こうの方に噴水が見える。

長閑な裏通り。

噴水の周りのベンチにはたくさんの人が休んでました。地面にもごみが落ちてなく、綺麗な町ですねホント。

 

謎のチェスエリア

巨大チェス盤。子供たちが二人で遊んでた。あ、左の方に一個転がってる……

子供が白ビショップを担ぎ上げてる。ゲームをまじめにやる気はないらしい。

 

それではホバート港の方に帰還

特徴的な岩肌。イベントスペースなのかもしれない。

サラマンカ・マーケット入口に戻ってきた。

 

謎のクマちゃん人形

変わった形のバイクがあったんだけど…… 運転手がクマ!?

クマかわええ…… タスマニア人やりおる……

悲しいですがこのクマともお別れを 😥 

 

次回はホバート港の紹介!