ハイクラス高級旅館『ATAMIせかいえ』② ~部屋紹介~

ATAMIせかいえは全25部屋で、そのうちこちらの新館にあたる「月の道」には13室あります。全室客室露天風呂付スイートルーム仕様で、かつ東向きに部屋が配置されているので全部屋から相模湾から昇る朝日を拝むことができます。

ATAMIせかいえの部屋タイプは6種類

  • オーシャンビュースーペリア
  • オーシャンビュースイート
  • オーシャンビュープレミアム月の道
  • オーシャンビュースイート月の道
  • オーシャンビューペントハウス雲の波
  • オーシャンビューペントハウス月の道

この中でも「オーシャンビューペントハウス雲の波」と「オーシャンビューペントハウス月の道」は一室ずつしかない特別仕様。特に後者は部屋内に鉄板焼きスペースがあるため、食事は部屋での鉄板焼きとなる模様。まぁ1泊30万円以上するのですがねぇ……

今回私が宿泊したのはその雲の波の次のランクである「オーシャンビュースイート月の道」です。本当は日本料理が良かったのですが、月の道宿泊者はもれなく鉄板料理ということで、前日宿泊した熱海ふふと連続で鉄板焼きをいただくことになってしまいました 🙂 

 

リビングルーム兼ベッドルーム

部屋は全面東向きで非常に明るい。部屋の大きさは78m2と十分なんですが、部屋が分かれておらず一続きなのでさらに大きく感じます。ちなみにスイートルームのスイートとは「一続きの」という意味なので、まさにその通りのスイートルームですね 😆 

リビング兼ベッドルーム。二人には十分なくらいに広い。部屋には謎の癒しBGMがかかっていて、その正体はテレビの下のレコーダーにせかいえCDでした。

部屋の奥からみるとこんな感じ。左の方に少し見えるのが露天風呂です。常にお湯が出続けているので24時間いつでも入ることができます 🙂 

念のためにこちらの角度からも。ちょうどベッドに寝転ぶとこんな風に部屋が見える。部屋はめっちゃ綺麗です。

各部屋には浴衣、丹前、ナイトウェア、バスローブが用意されています。浴衣は写真を撮る前に着られてしまっていたのでそれ以外のもののみ。ナイトウェアがあるのは高級旅館ならでわですねー。

Made in Peruのアルパカストール。熱海ふふのコンフォートスイートではカシミヤだったのでランクアップしてました! まぁおそらく部屋のランクで部屋の備品も変わるんでしょうね。ということはペントハウス月の道ではビクーニャになったりするのかも 😆 

 

ミニバー&冷蔵庫

こちらがミニバー。もちろん全てフリードリンクで全部無料…… というか宿泊代に含まれているだけなんですけどね。

コーヒーカップ類は使い終わったら入口にある荷物受渡ボックスに入れておけば新しい物に交換してもらえます。

みてくださいこの12種類3個ずつの合計36個のネスプレッソマシン! 絶対に飲み切れない(笑)

冷蔵庫の中も全部テイクフリー。お茶菓子も冷やされています。で、このATAMIせかいえで感心したのはこのコップ。冷えやすいステンレス製のコップになっているため、ビールとの相性が最高! ……のようです。私はビールがあんまり好きなわけではないのでキンキンに冷えたコップでお茶をいただきました 😆 

コーヒーカップは4つしか用意されていないのにグラスだけはやたらと多い。

こっちにも…… もう部屋の装飾品の一部のような扱いなんでしょうねー

 

パウダールーム

こちらがパウダールーム。すぐ隣がシャワールーム、その奥が露天風呂。バスタオルとフェイスタオルは3セットずつ用意されています。が、使用済みのものは入口にある荷物受渡ボックスに入れておけばバトラーが新しい物に交換してくれるのでどんどん使っちゃいましょう 😆 

アメニティは非常に充実。しかも化粧水、乳液、洗顔まで全てオーガニックコレクション。私は無添加のオーガニックが好きなのですが、もし他のブランド(ロクシタンやポーラ等)が所望の場合はバトラーに連絡すれば持ってきてもらえます。

これは顔用加湿器のフェイススチーマー。Panasonic製。せっかくなので風呂あがりには必ず使わせていただきました!

シャワールームのボディーソープ、シャンプー、コンディショナーもオーガニック。嬉しいですねー

ブラシ、歯ブラシ、シェーバーは梱包されている。ボディタオルは大浴場にはないものの、この通り部屋には用意されています。

ドライヤー、カールドライヤー、ヘアアイロンがあるのも熱海ふふと同じですね。

 

オーシャンビュー客室露天風呂&バルコニー

相模湾が見渡せるバルコニー。このベッドの足側がちょうど真東になっているので日の出が正面に見えるように設定されているんです。

露天風呂からはこんな風景が見られます。湯加減は調節可能。最高に贅沢な気分を味わえます!

オーシャンビューを遮らないように上手に緑が整備されています。おそらく周りの土地もこの旅館の所有となっていて、定期的に刈り揃えているんでしょうねー

冷蔵庫のものをバルコニーに持ち込めるのが最高 🙂 

 

客室露天風呂からみる夜明け

ATAMIせかいえに宿泊したら日の出は絶対に見るべき。なのでこの日は5:00起床。そろそろ水平線から太陽が顔を出しそうな時間になってきました。

折角なので朝風呂に入りつつ水平線から顔を出す太陽を待ちます。

少し暗かったので外の明かりをON。こちらからだと部屋のガラスに反射した水平線がみえて素晴らしい❕

今日は曇りだと聞いていたのに晴れていてよかった 🙂 

そろそろ太陽が顔を出しそうなのでバルコニーのベッドにて休憩。優雅にビールとお菓子を食べられる極上のひととき~

随分と明るくなってきた。

 

オーシャンビュースイートルームからみる相模湾の朝焼け

部屋から眺める相模湾の朝焼けも最高。こういう眺めが見られるのは熱海の旅館の中でも数少ない。

少し違う角度から。もう部屋の中も朝日に照らされて明るくなってきました。

さて、小腹が空いてきたのでお菓子を食べながら日の出を待ちましょう。

 

ようやく待ちに待った日の出

風呂に入っているときにちょうど日が昇ってきました。露天風呂に入りながらの朝日ってのは見たことはあるけど、ここまで優雅な気分で眺めたのは初体験ですね 🙂 

超贅沢な気分。相模湾の日の出を独占した気持ち~

😆

 

再度部屋から

もう結構日は上がりました。すでに時刻は6:00頃。

そろそろ紺碧テラスがオープンするので向かいましょうか。屋上の紺碧テラスからの日の出は前回の記事「ハイクラス高級旅館『ATAMIせかいえ』① ~施設紹介~」で紹介した通り!

 

これにて部屋紹介は終了。次回は食事の回です!

ハイクラス高級旅館『ATAMIせかいえ』① ~施設紹介~

熱海ふふの翌日にATAMIせかいえに泊まりました。熱海ふふの方が気を遣ってくださって、わざわざATAMIせかいえに到着時間を伝えていただきました。最後の最後までフォローしてもらって感謝です 🙂

このATAMIせかいえのオーナーは新資本論を書いた大前研一氏。旅行予約サイトでもいつも人気上位に表示されているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

 

ATAMIせかいえの場所

ATAMIせかいえは熱海駅から1.5kmほどですが、その道のりは結構険しい。旅館が山の上の方にあるため狭い曲がりくねった山道を上がっていかなければならないので、自家用車で訪れる際には少し大変です(^^; まぁ電車で来るなら送迎サービスを使えば問題なのですが。

 

ATAMIせかいえのエントランス

山道を上がっていくと右側に『せかいえ』という看板が現れます。ただし、車で旅館前に行くまでには180度ターンをしなければならないため結構大変です。少し先に進んだところにせかいえの駐車場がありますので、そこでスイッチターンをすると入りやすいかなと。

入口前には旅館の方が待機されているので荷物を降ろして鍵を渡します。熱海ふふと同様のバレーサービスですね。車を運転されたくない方も中にはいるようで、そういう方は自身で駐車場まで車を停めに行っていました。

エントランスは二手に分かれています。画像の奥側は月の道、右側は本館です。今回私は月の道のコーナースイートを予約したのですが、まずはチェックインのために本館へ。

本館はこちらですね。コロナウイルス対応のため入口で検温をして中へ。

 

ATAMIせかいえのフロント&ロビー&ショップ

フロントとお土産ショップ。アメニティが売っていたので見たところ、ここもオーガニックなようで安心しました 🙂 

ロビーでチェックイン手続き待ち。冷たいお茶をいただきしばし相模湾の眺めに見入る。

こちらはラウンジルックアウト。まぁバーですね。今の時間は営業しておりません。

ロビーにはネスプレッソマシンがあって、コーヒー、お茶、水がテイクフリー。ただし、お茶と水が常温でしか用意されていないのは謎ですね。冷蔵庫も用意しておけば良いのに…… とは思いましたねー

「日本料理つくし」。こちらは本館宿泊者用の食事会場。月の道の場合は「肉料理ひとしお」という鉄板料理になるのでこちらにお世話になることはありません。

チェックイン手続きが終わったのでお部屋へと向かいます。

 

ATAMIせかいえ:月の道

月の道へは一度エントランスを出て右側の道を真っすぐと進みます。

こちらが月の道の建物。入り口には月の描かれた美術品が飾られています。

ここから建物内へ。

月の道の入口スペース。椅子や本が色々と置かれていましたが、ここに人が居たのを見たことがない。まぁATAMIせかいえ自体が総部屋数25部屋で、この月の道には13部屋しかないので他の客と会うこともほとんどないわけですが。

さて、部屋紹介は次回の記事に譲るとして、まずは大浴場に行ってみましょう。

 

ATAMIせかいえの大浴場

大浴場は本館なので月の道からだと結構遠い。一度月の道を出て、外廊下を歩いて本館へ渡り、そこからエレベータを使ってようやくたどり着けます。

大浴場にはフェイスタオルとバスタオルと各種アメニティと歯ブラシが用意されているので手ぶらで来られます。ただし、熱海ふふと違って体を洗うボディタオルが無いのと、扇風機がダイソンじゃなかったことが気になりましたねー 😆 

こちらがパウダールーム。4つもあるんですがあんまり大浴場を使う人がいないので取り合いになることはないでしょうね。そもそも全部屋客室露天風呂ですし、こちらの大浴場には露天風呂が無いのであんまり入ることはないかと。

風呂場に水が用意されているのは良かった。ただし常温!

 

ATAMIせかいえの休憩処

大浴場を出たところにある休憩処。これでもかというくらい椅子が用意されています。ちなみに他の客がこの椅子を使っているところを見なかった。

オットマンみたいな足置きがあるのでゆっくりと寛(くつろ)げます。

庭園を眺めながらしばし休憩。夜は外の緑がライトアップされます。

こちらはフリードリンク。ミネラルウォーターとポカリスウェットと……

コーヒー牛乳とビールと…… ヤクルトがありました! 熱海ふふはこのほかに麦茶とシャーベットがあったけどヤクルトはなかった。けど、このヤクルト非常に大人気で、1時間後に来てみたらすでに無くなっていました…… 熱海ふふは常にフル充填されていたのになぁ 😥 

こちらで少しゆっくりしてから館内見学再開~

 

ATAMIせかいえ:紺碧テラス(昼間)

大浴場のエレベータから最上階で降りたところが屋上テラス。テラス入口にはコーヒーと紅茶が用意されています。結局このマシンを一度も使いませんでしたが 🙂 

紺碧テラス。この日は曇りのち雨だったので傘も用意されていました。

扉を開くと目の前いっぱいの相模湾❕ 朝は曇っていましたがこの時は運良く晴れ間が見えていました。

誰一人いないので貸し切り状態 😆  山の上の方に位置しているため眺めが超絶良い❕ そして相変わらずの椅子の多さ❕

それにしても良い眺めだ~

熱海の旅館と相模湾が眼前に広がります。朝は100%曇りだったけど丁度この瞬間だけ青い空が見えて運が良かったー

この椅子に座って日没を待ちまーす。

 

ATAMIせかいえ:紺碧テラス(夜景)

相模湾の夕景を楽しみにしていましたが残念ながら雨が降ってきてしまいました…… テラスも所々濡れてしまいましたが、こんな感じで夜も綺麗にライトアップされます 🙂 

 

ATAMIせかいえ:紺碧テラス(日の出鑑賞)

紺碧テラスは朝6:00に開放されます。このATAMIせかいえは建物自体が東に面していて、全部屋からも日の出が見えるつくりとなっています。実はこの日は朝5:30が日の出だったので、部屋から日の出を見たのち、6:00にテラスに来て水平線から完全に顔を出した朝日を拝みにきましたー

今日は晴れだからテラスにもちゃんとソファーが用意されてるー

素晴らしい朝日。心が洗われます。

しばしここで朝日を鑑賞

 

これにて施設紹介は終わり。次回はオーシャンビュースイート月の道を紹介します!

 

 

ハイクラス高級旅館『熱海ふふ』③ ~食事紹介~

この熱海ふふは料理が美味しいと評判だったので食事は楽しみ。夕食は日本食と鉄板焼きがあるのですが、鉄板焼きは1日8組限定ということなのでせっかくなので予約時に鉄板を申し込み。要望に応えられないときは連絡が来るとのことでしたが、特に何もこなかったので無事当選したようです 🙂 

 

熱海ふふの夕食:鉄板焼きコース料理

鉄板焼きはカウンター席となっています。目の前で料理人が作る様子を見つつ、会話しながら食べていくスタイル。まぁ一般的な鉄板焼きですね 🙂 

当時コロナウイルスで館内マスク着用義務があったのですが、テーブル上にそのマスクを置くためのマスク置きを用意してくれていたのには驚きました。こういう細かな気配りが本当に良くできている旅館だと思いました。

本日ご馳走になる和牛。料理人の方が「写真撮りますか?」と焼く前のお肉を撮らせてくださいました 😆 

ちなみに料理は月替わりとなっているため、毎月違った料理を楽しめるってことですね。

まずは和牛のたたき。薄味なのでペロリとひと口で。

戻り鰹と旬の魚のお刺身。お塩と醤油はお好みで。

次はお椀。この出汁がとても美味しかった。味付けが本当に上手いんですよ 🙂 

四の皿は選択形式。サーモン、伊勢海老、鮑の中から選べるのですが、伊勢海老と鮑は追加で5,500円。私はそもそも伊勢海老と鮑が好きではないのでデフォルトのサーモンを選択。

コースは時間を空けて料理が出されるので、量の割にはここら辺でそこそこお腹がふくれてきます。

焼き野菜。山葵は葉っぱの形に象られていました。フランス料理とかだとバターが松ぼっくりの形にされていたりしますが、和食でこういうのは新鮮ですねー

ようやくメインディッシュの和牛ステーキ。このステーキもサーロインとフィレが選べるのですがフィレを選択。出来上がりでホクホクで美味しく、お肉もスゴく柔らかいー 😆 

ご飯とみそ汁とお新香。みそ汁は赤出汁。ご飯はガーリックライスと白米を選べるのですが、鉄板で焼いていただけるガーリックライスを選択。白米は普通に食べられるけど、ガーリックライスはこういう所でしか食べられませんからねー

ここからはデザート2種。初めはシャーベット。ちょっぴりお酒がきいていてサッパリして美味しい。

最後は鉄板で焼いたどら焼き。この日は誕生日に訪れたので、なんとチョコレートでHappy Birthdayの文字を書いてくれました。

この字上手すぎると思いません?? 実は料理人の方が元パティシエらしくこういうのが得意らしい。料理人の幅の広さに驚かされますね 😯 

ここまでで夕食は終わり。もうお腹いっぱい。

 

熱海ふふの朝食:和食料理

朝は和食と洋食が選べましたので和食を選択。

初っ端はお豆腐ですねー

次にメイン。朝食も味付けが美味しかったー

窓際に座らせていただいたので外を見ながら優雅に食事。雨じゃなければテラス席も選べたんでしょうかね。

最後にデザートとドリンク。デザートはサッパリしてて美味しかったのですが、もっとシンプルにメロンとかスイカとか梨とかをドーンと出してくれた方が個人的には良かったかなぁ。

 

これにて熱海ふふの紹介を終わりますが、この旅館は料理とおもてなしのレベルが本当に高い。実はこの翌日に系列店のATAMIせかいえに宿泊する予定だったのですが、そのために色々と特別な対応をしていただきました。また泊まりに来たいと思わせる宿でしたね。

次は同じカトープレジャーグループ系列のATAMIせかいえを紹介します。

 

 

ハイクラス高級旅館『熱海ふふ』② ~部屋紹介~

熱海ふふ」は大きく3種類の部屋タイプに分かれています。普通部屋というものはなく、全部屋スイートルームとなっていて、しかも全室客室露天風呂付き。下から順番にスタイリッシュスイート、コンフォートスイート、ラグジュアリースイートとなっています。しかも同じデザインの部屋はなく、全室異なる部屋構造となっているようですねー。

今回宿泊したのはその中のコンフォートスイートの宏(ふかし)という部屋。入り口からほど近い建物の2階にありますが、エレベータやエスカレーターがないため、足腰に不安な方は事前に宿の方にその旨伝えておいた方が良いでしょう。

 

リビングルーム&設備

熱海ふふと聞くとどうも古い建物をイメージする人が結構いるらしいのですが、部屋は非常にキレイ。この部屋は洋室ですが、畳のある和洋室部屋もあります。

チェックインはこのソファーに座りながらしました。フロントでするよりもリラックスしながらできるのが素晴らしい。海外の高級ホテルだとスイートルーム以上はラウンジ内でのチェックインとなったりするんですが、日本だと中々そういうシステムもなく。

部屋にはネスプレッソマシンと電気ケトルが設置。横に置かれているペットボトルの水を使ってお湯を沸かしたり、コーヒーを作ったりします。

コーヒーカップもグラスも湯呑みも用意されています。ネスプレッソマシン用のコーヒーは一番右の黒い箱の中に4種類×2の計8個が入ってます。

で、このコーヒーカップがイタリア製ブランドの「リチャード・ジノリ」。湯呑み系フランス製ブランドの「マリアージュ・フレール」。確かここの宿って子供お断りじゃなかったような…… もし子供が割っちゃったらどうするんでしょ(-_-;)

グラスも必要以上に用意されております。ブランドは不明。

Pioneer製のDVDプレイヤー。部屋にリストがあって、バトラーに頼めば持ってきてくれます。とはいえ、旅館に来てまで映画を観ようとは思わないけど 🙂 

冷蔵庫の中はフリードリンク。お菓子とグラスが冷やされているところにこだわりを感じます。

 

ベッドルーム&部屋着

ベッドルームはこちら。旅館によくあるシモンズ社製ベッド。寝室にもテレビが付いてるんですねー。木々に囲まれているので蚊がいるためか、押し入れの中には殺虫剤とベープリキッドが入っていました。

男女別の浴衣(足袋付)とナイトウェアとバスローブ。この浴衣もバスローブもバトラーに連絡すればすぐに新しいものに取り換えてもらえます。

デスクにはイギリス製のカシミヤストール。同系列のATAMIせかいえの上級スイートルームではこのカシミヤがアルパカに代わっていたので、ここもラグジュアリースイートならアルパカなのかもしれません 🙂 

 

パウダールーム&シャワールーム(ミストサウナ付)

広々としたパウダールーム。洗面器がシッカリと2つ用意されているのはさすがですね。用意されているアメニティは日本製の余香(YOKOU)。オーガニックなので無添加で安心安全。他にもシスレの化粧水セットが置かれていました。もしアメニティが気に入らなければ、ロクシタンやポーラを追加で持ってきてもらうことができます。

ドライヤーはパナソニック製。ヘアアイロンもあります。

下の段にはカールドライヤーまで…… しかもブラシ部分は包装されているので使い捨てなんでしょうね。ここまで多種類のドライヤーが用意されているのは中々珍しい。

こちらのシャワールームはなんとミストサウナ&水サウナ機能がついてます。これはすべての部屋にあるわけではないようですね。これのおかげで露天風呂に入った後に水サウナで涼んで、再び露天風呂…… という無限ループを試すことができるっていう。

こちらが先ほど紹介した余香のオーガニックシリーズ。気に入ったのでお土産に購入しちゃいました 🙂 

 

客室露天風呂&テラス

部屋の外にはテラスと露天風呂。今回雨の日に訪れたためテラスにソファがありませんでしたが、晴れの日はテラスにある正方形の台の上にソファーが用意されるようです。まぁソファーが無いから露天風呂から出て体も拭かずに気軽に寝っ転がれるっていう利点もありましたが 🙂 

テラスの外は一面緑が広がります。非常に静かで聞こえてくるのは鳥の鳴き声くらい。

風呂は24時間出続ける源泉かけ流し温泉。温度調節も自分でできるのもGOOD。お酒好きな人なら露天風呂に入りながらビールを飲むっていう普通の部屋ではできない楽しみ方ができると思うんですが、私はあんまりお酒が好きではないのでサイダーを飲みました!

この熱海ふふでは部屋ごとにバトラー(コンシェルジュ)がつきます。コーヒーカップやバスタオルを使い終えたら、入口にある荷物受渡用ボックスに入れておくと、バトラーが定期的に見回って新しい物に交換してもらえるし、急いでいる時は電話でお願いすればすぐに対応してくれます。

そしてこの荷物受渡ボックスが素晴らしい。普通の旅館だとバスタオルを交換してもらいたい時は電話でお願いした後、旅館の人がドアをノックして、こちらもドアを開けて受け取らなければなりません。しかし、この方法だと電話で頼んだ後は風呂に入ってしまって、出てから新しい物を取り出せばよいので手間がかからないんですねー

 

さて、次回は食事を紹介。ここ熱海ふふは料理が美味しいことでも有名なんですよ~

 

 

ハイクラス高級旅館『熱海ふふ』①  ~施設紹介~

コロナウイルスで海外に行けず海外旅行の記事の需要が少ないため、今回からしばらく国内の旅館紹介をします。この際GoToトラベルを使って地元、特に伊豆の高級旅館・ホテルを紹介していければなと思います。

まずは、全室源泉掛け流し温泉露天風呂付、月替わりの食事が高評な熱海ふふ」です!

 

熱海ふふの場所

熱海駅のとなり、来宮駅から500mほどのところにあります。電車で来られる方は来宮駅、熱海駅から送迎サービスがついているので利用するのが良いでしょう。ちなみにこのふふグループの送迎車は一般の旅館やホテルのようなマイクロバスではなく、メルセデスベンツ・レクサス・日産フーガ・アルファードのような高級車で迎えてくれます 🙂 

送迎の際にはおしぼりとミネラルウォーターが貰えるようですが、どうせ宿に着けば好きなだけミネラルウォーターは貰えるんですがねー。

 

熱海ふふのエントランス

熱海というとオーシャンビューをイメージするでしょうが、ここ熱海ふふは川と森に囲まれた静かにひっそりと佇むロケーションとなっています。

この緑のアーチのかかった初川を渡って宿に入っていきます。

こちらが初川。相模湾にそそぐ趣ある小川ですね。これまで何度も熱海に来ていましたが、こんな場所もあるんだなと新たな発見!

宿に着くとすでに旅館の方々が入り口前で待ってくださっていました。車で訪れる場合は、バレーサービスとなっておりますので車のキーを渡します。

さて、ここから宿の中に入っていきましょう。

 

熱海ふふのロビー

入口すぐがロビーになっています。が、普通の旅館と違ってフロントがない。ここを素通りして部屋に向かうことになります。チェックインは部屋でするというスタイルのようです。確かに大型旅館ならともかく客室数26と少ない旅館ではこのシステムの方が効率的なのかなと。

部屋チェックインであれば客も座りながら手続きを進められますし、旅館側もフロントの人件費を節約できるので合理的ですよねぇ。

コロナウイルス対策としてロビーにも消毒液は設置されていました。

ロビーには座り心地が最高なソファーと本が用意されています。まぁこの本は雰囲気を出すための飾りのようなものだと思いますが 🙂 

こじんまりとしたショップ。客室に備わっている雪駄やアメニティー他、お菓子や陶器などが売られています。後の方の客室紹介の記事でも紹介する予定ですが、この旅館のアメニティーはオーガニックなのが素晴らしい。せっかくなのでシャンプーとコンディショナーを購入させていただきました。

ロビーの奥にあるトイレ。洗面所には必要なアメニティー一式が用意されています。歯ブラシも置いてあるのはさすがですね。

 

館内を抜けて客室へ

客室数26なので他の客とはほとんど会いません。この小道を抜けて客室へと向かいます。今回私の泊まった部屋は2階でした。まぁ2階といっても建物自体が緑に囲まれているので風景は1階と変わらないんですけどね(笑)

右に見えるのが食事処。こんな感じで深い緑に囲まれた閑静な高級宿という感じです。夕方以降には上品にライトアップされます。

宿の敷地内を流れる小川。この川を越えたところに大浴場とエステがあるのですが。取りあえずその前に屋上テラスがあるようなのでそちらに行ってみましょう。

 

熱海ふふの屋上テラス

あいにくこの日は曇り時々雨。そのため普段用意されているソファーはしまわれています。熱海花火大会の日はここから海上花火が見られるようですね。

夕暮れも間近になってきて少し晴れ間が見えてきた。それにしても他の客に会わない。

テラスからの風景。こうみると客室数26だけど、結構広いことが分かる。しかも2021年にはANEXとして新たに6部屋追加されるようなので更に広くなるわけでして。

しばらくここで日が暮れるのを鑑賞

 

熱海ふふの大浴場

大浴場にはフェイスタオル、バスタオル、ボディタオルが備え付け。手ぶらで行って手ぶらで帰ることができるのは高級旅館ならでは。普通の価格帯の旅館だと部屋から濡れたタオルを持って行って、それをまた持ち帰る…… みたいなことしなければならないですからねー。

アメニティも完備。当然歯ブラシもあります。ここのカミソリは2枚刃なのですが、横滑りしないように横に一枚補助線が取り付けられているという他の旅館ではみられないタイプでしたね。しかもMade in Japanと書かれていたのにもこだわりが感じられました。

扇風機も安っぽい羽付きではなく羽無しダイソンです。こういう備品にまでこだわっているのが良いですね。

 

大浴場には無料のフリードリンク&フリーシャーベット

驚いたのがコレ。大浴場を出たところに無料で飲めるドリンクとシャーベットが用意されてるんです。ウォーターサーバーとかで水や麦茶が用意してある旅館は結構ありますが、このような缶やビンだと部屋に持ち帰ってゆっくりと飲むこともできる。しかもアサヒビールや丹那コーヒー牛乳、ポカリスウェットにヴォルビック、健康ミネラル麦茶というラインナップ…… 普通の宿どころかそれなりの旅館でも有料ですよ??

冷蔵庫はこんな感じ。見てもらえれば分かると思いますが常に補充されています。風呂前にミネラルウォーターを持って行ったんですが、帰ってきた時にはフル充填されていました(笑)

こちらが冷凍庫。マンゴー、ぶどう、ほうじ茶というラインナップ。小腹が空いたらここにきてシャーベット食べてました(笑)

 

さて、施設紹介はこれくらいにして次回は部屋の紹介をしていきます。