カザン観光 ~空港から市内へ~

カザンとは、ロシア連邦の中にあるタタルスタン共和国の首都です。ロシアという1つの国の中に共和国があるのは少し奇妙に思えますね。ソビエト連邦解体時にトルクメニスタンとかカザフスタンとかは独立国家としてロシアから分裂したのですが、タタルスタンはロシア内部に残ったようです。

カザンに行くにはモスクワ、サンクトペテルブルクからがメインになるかと。ロシア国内以外からだとウクライナとかの近隣諸国からも便が出てはいるようです。モスクワからだと約1時間。ただしトランジットの待ち時間が6~8時間くらいを目安に。モスクワの空港で一泊して翌日の早朝便でカザンに向かうと、前日モスクワ観光もできます。自分は毎回そのルートを使ってます。

カザンの公用語はロシア語の他にタタルスタン語。空港にもこの2ヵ国語の併記がみられます。黄色い看板は上から英語、ロシア語、タタルスタン語。タタルスタン語はロシア語の筆記体に似てるかな?

カザン空港から市内へはタクシーかアエロエクスプレスのみでバスはなし。タクシーが非常に安いのでおススメです。

逆光で見えづらいけどタクシーの受付はこんな感じ。到着ゲートからすぐ近くなので見つからないことはないかと思われます。到着ゲートから出るとすぐにタクシーの運ちゃんたちが営業をかけてきますが、怖いのであれば、上記画像の空港タクシーカウンターから頼むようにしましょう。白タクは色々悪い噂をきくので。

空港の外観。ロシアは歩きたばこが合法なんでしょうね。結構な人が道端でたばこを吸ってます。今回はタクシーで行くルートを紹介します。

空港からカザン市内まではタクシーで15~20分程度。カザンのタクシーは初乗り100円程度なので非常に安い。カザン市内までは田舎風景が続き、市内に近づくにつれて徐々に車の数が増えていきます。ちなみに通勤ラッシュアワーは非常に混みます。渋滞です。カザンを侮ることなかれ。人口は10年前の統計で100万人以上、今ではその3倍以上はいるでしょう。

なお、アエロエクスプレスを使ってカザン市内に行く場合はこの駅に到着することになります。結構洒落てます 😮  この駅の近くに宿泊しない限り、ホテルまではタクシーで行くことになるでしょう。

噴水が綺麗だったのでもう一枚。

次回はカザンの一番の名物、カザン・クレムリンを紹介したいと思います!

沼津観光 ~仲見世・狩野川~

最後は沼津駅周辺を散策してみましょう。出発地点は沼津駅南口から。ところで、この沼津駅というのは非常に厄介な駅で、北口から南口まで駅を迂回しなければなりません。諦めて入場券を買うか、もしくは沼津駅の西に位置する大ガードをくぐって行き来するしかないという。

今回通るルートは上図の緑の星マークから赤い矢印に沿っていきます。沼津駅から仲見世通りを通って、中央公園、あゆみ橋、そして御成橋へと進みます。市役所とか香陵グラウンドとか市民センターとか沼津図書館とか、他にも見どころはあるのですが、取りあえず駅近に絞ってみましょう。

沼津駅のロータリーを反時計回りに進み、駅前大通りに出たら右へと進みます。丁度RAKUUNが対角線上にみえますね。このRAKUUNは以前西武百貨店だったんだけど業績不振で残念ながら廃止。ここには吉本の劇場があって、テレビでみるようなお笑い芸人を生でみることができます。確かハリセンボンとか「1、2、3!!」で有名だった世界のなべあつも来たことがあったかと。

先ほどの撮影場所から沼津駅を背にしてすぐ左にみえるのが仲見世通り。「NAKAMISE」と書かれてますね。ここが駅前商店街になっていて、昔は商業の中心地でした。今では郊外の大型ショッピングセンターに客をとられてしまって閑古鳥が鳴いている店もちらほら。

「空き店舗をなくして活気ある仲見世を取り戻しましょう!!」という看板発見! でも、鉄格子で隠れてしまっているのがなんかね……

先ほどの看板の横にあるのがマルサン書店。いやぁ学生の頃にはこのマルサン書店にはお世話になった。立地と品揃えを考えると本を探すときは必ずここに寄ってたな。

入口みてみたらこんなポスターが。こんなところも舞台になってるんだ 😉  どうやら「ラブライブ! サンシャイン!!」関連の商品を買うごとに1枚もらえるらしい。つまり9冊買わんと全部そろわないと。どうでもいいけど、こういうのってお店側がアニメ側にお願いして舞台にさせてもらってるんかな?

ちなみにマルサン書店の目の前にはレンタルバイク。もしもバイクで沼津観光したい!! って方がいたらここで借りると便利かも? 内浦まで行くのであれば自転車じゃちとキツイけどバイクなら射程範囲。海岸沿いは海風が強かったりするので防寒はシッカリと。

ここにもラブライブサンシャイン進出?! アニメ効果で再び活気づいてくれるといいんだけど。そのためには商店街が一致団結してイベントやったりしないね。ほら、内浦ってどの店にもアニメのポスター貼られてたりしてたじゃん? あんな感じで遠くからの客呼ばないとね。

結構広々としてるけど空き店舗が。やっぱり客が少ないようにみえるけど、実はここ年に1、2回繁盛する時期があるんです。それが7月末の沼津花火大会、そして11月第2週の土日に開催されるよさこい祭り。以前、ディズニーを沼津に呼ぶって話があったんだけど前市長(くりは…… いや、名前を出すのはやめておこう)が断ってしまったせいで隣の三島に流れてしまった。ここら辺のお店の方々はさぞ激怒したことでしょう。

ここからさらに南まで仲見世は続いてるんだけど、今ではほとんどお客がいないのでここを曲がりましょう。駅を背中にして左側に進みます。三菱東京UFJ銀行が見えるのでそちらの方向へ。

銀行の交差点をさらに直進すると右側にみえるのは沼津中央公園。この中央公園ですが、ドラマの舞台になったりもします。昼間とかスケボーで遊んでる兄ちゃんたちも多い。この中央公園のすぐ横にレンタサイクルがあるので、自転車巡りしたい方はそちらでレンタルを。丁度この写真の左側に隣接してます。

ここではイベントが開催されることも多く、上の画像は2017年5月6日に催されていたラブライブサンシャイン関連のイベント。親が「なんか漫画のが中央公園でやってたよ~」と教えてくれたので行ってみたら人がわんさか。中央公園の石碑の上にはぬいぐるみが3体ありますね(笑)

目玉の白いぬいぐるみがピラミッド状に。しかも真ん中上にアルパカ(?)みたいな生物。これもラブライブサンシャインのマスコットキャラクターか?

さて、中央公園をあとにし。これが歩行者専用のあゆみ橋。写真は橋を渡り終えてから撮影。遠くにみえる赤い鉄塔は確か東京電力の電波塔だったかな。

橋の全貌。この川は狩野川(かのがわ)っていいます。「かりのがわ」ではなく「かのがわ」。以前、全国放送の番組でアナウンサーが読み間違えていたのが記憶に残ってる。

あゆみ橋から見た御成橋。結構いい風景なので個人的には好き。狩野川にはカルガモの親子が泳いでたり、カヌーが見えたり、と穏やかな風景が見られます。都会では中々見られないのでぜひぜひ。御成橋の向こう側に見える白い建物はSBSの建物。SBSとはTBSの静岡バージョン。Tが東京に対して、Sは静岡を表しとります。そして正面にあるのが東急のリバーサイドホテル。ここからだと屋上に結婚式場があるのがみえますね。沼津花火大会の際には最高のロケーションでしょう。

ここからは狩野川河川敷での5月の鯉のぼり祭り。最近は港口公園で行われてたんだけど、今年は数年ぶりに狩野川で開催! 沼津へ訪れる観光客が増えたから河川敷に復帰したのかな?

御成橋とあゆみ橋の間の風景。この画像の川の向こう岸、橋の下あたりが狩野川渡り船の乗船場。

鯉のぼりのアーチ。子供の描いた絵も貼られてました。家族連れが特定の鯉のぼりを撮影してる姿が多かったのですが、自分の子供の描いたものを撮っていたのかも。

アーチをくぐって永代橋付近までくると最後に少し変わった鯉のぼりを発見。毎度おなじみラブライブサンシャインの鯉のぼりですね 🙂  手形は大きさからして子供のでしょうか。しかし、鯉のぼり祭りにまで進出してくるとは思わなかった。沼津市の力の入れようが分かります。

さてさて、9回にわたって紹介してきた沼津ですが、また機会があれば沼津に関する記事も増やしていきたいと思います。

 

沼津観光 ~若山牧水記念館・千本浜~

次は若山牧水記念館に寄ってみましょう。若山牧水は早稲田大学文学部出身の歌人で、北原白秋(当時は北原射水)、中林蘇水とならんで「早稲田の三水」と呼ばれていました。沼津の自然、特に千本松原、富士山に心を奪われ、晩年は沼津で過ごしたといわれています。

念のために地図添付。緑の星マークが港口公園の入口で、上図の赤いラインに沿って進みます。この赤いラインの道は「文学のみち」という名称がついているので、看板頼りに進んでも良いでしょう。もちろんこの文学のみちという名称は若山牧水にちなんでいるというのは言わずもがな。港口公園から海岸沿いの松林を進むこと5分ほどで左側に立派な屋敷が現れます。距離感としては港大橋から沼津港くらいですかね。

このときわ幼稚園だか保育園だかが見えたらもう少し。

バスで来た場合はここで降りることに。上にでかでかと「文学のみち」と書かれていますが、港口公園の入口あたりにもこの看板があります。何度も何度も同じことを書いてるような気がしますが、バスは頻繁に来るようなものではないので歩いてくるのがベターかな。

若山牧水記念館の入口。ちょっと立派な大きな屋敷なんだけど少し分かりづらい。というのも記念館の看板が茂みの中に埋もれてしまっていて。

近づいて上から覗き込むとやっとこさ読めるという。シッカリと沼津市若山牧水記念館って書かれてますね。ここの植物の手入れをした方が良いと思うなぁ。

門をくぐってから建物の入口まで結構あるみたい。沼津で、しかもこんなに駅から離れた場所にあるからそんなに土地代も高くないだろうけど。東京でこんだけ広い土地だったら凄い。

開館時間と休館日、観覧料の立て札。びゅうおと同様に沼津市が経営しているので観覧料は大人200円、子供100円という価格。年末年始(12月29日~1月3日)と月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)が休みで、16:30に閉館してしまうみたい。見学には注意が必要ですね。

ここが入口。さてさて建物の中にレッツゴー。

建物に入るとこんな切り株が飾られてる。お、入口にアルコール消毒が。しっかりと消毒してから、いざ入館。

の前に。反対側を見てみたら富士山が世界文化遺産に登録されたことを祝うコーナー。この富士山ははじめは世界自然遺産で登録しようとしたんだけど、観光客が落としたゴミやらが問題になって却下されたんだって。その数年後に文化遺産として登録されたんだけど、うまくいけば日本はじめての複合遺産になったかもしれないのが非常に残念 😥 

ラウンジ。書物がいくつか置かれているので若山牧水に興味がある方には時間潰しにはもってこいの場。椅子にもソファーにも座れますよー。

実はここは喫茶店としても使えちゃいます。沼津なので物価が安い。下手な喫茶店よりも落ち着いてるし、何よりも風情のある庭を眺めながらのお茶は気分が良いね。

展示室の入口はこんな感じ。写真撮影はOKって言われたんだけど、さすがに200円の入館料があるのにただでWeb上に載せちゃうわけにもいかず入口のみで勘弁してください。ここでは牧水の生い立ちから、実際に使っていた書斎の再現もされています。早稲田の三水の写真もしっかりと飾られてましたね。

さて、牧水記念館をあとにして千本浜に行こうとして記念館の駐車場をみてみたら遠くに猫が。我が物顔ですね 😛  あ、そういえば港口公園で猫を見れなかったけど、こっちで見れたので良しとしよう。なお、ここの駐車場は無料なのでレンタカー等で来る場合にも困ることはなさそう。

さて、若山牧水記念館を後にして、ここからさらに来た道を直進します。どんどん港口公園から離れて行きますが、実は沼津駅には近づいて行ってるんです。まぁ疲れたらバスを使ってもイイですしね。少し歩くと左手側の方に海岸に出られる道が開けてきます。そうしたらそちらに進んで海岸に向かう階段を上りきると。

千本浜到着! 魚釣りをしてる人が多いこと。画像の半島の先っちょは大瀬崎でしょうね。ここから降りて砂浜でゆっくり過ごすのも良いでしょう。夜になると満月が海を照らし、その波面に反射した光が駿河湾沖から浜辺に向かって続く幻想的な風景が見られることも。

先ほどの写真の逆方面には富士山と千本松原のコラボレーション。これが若山牧水の愛した風景とな。御用邸のときは松林がメインでしたが、こちらは駿河湾から愛鷹山まで遮るものが一切ないので解放感ある風景を見ることができます。ちなみに地元の学校だとここがマラソン大会のコースになったりします。私の通っていた高校のマラソン大会もここを真っ直ぐ5.5 km行った原というところを折り返してここまで帰ってくる11 kmの距離でした。

絶好の撮影ポイントはたぶんここ。遠くに見える山は愛鷹山でその向こうに富士山。夏は海水浴で賑わうのはもちろんのこと、花火大会も行われます。沼津の花火大会といえば狩野川の花火大会が有名なんだけど、この千本浜の花火大会も中々のもの。特に水上花火は千本浜花火大会の名物。沼津の花火大会は7月の末頃で、ここの花火大会はその約1か月後の8月末。遠くから来る方は残念ながら1回の沼津訪問で両方みることは難しいですが、ぜひ訪れていただきたいものです。

地元民の散歩コースなので人が結構多い。犬を連れて散歩してる人もいるしね。また、駐車場もあるんですが沼津港程ではないけれど、そこもそこそこいっぱい。とはいっても駐車スペースがないってことはほとんどないのでご安心を。

港口公園の方に歩いて戻ろうとしたら、ん? あれは何だ?

下半身……?? 何でこんなものが上げられているんだろう。

折角だし、取りあえず富士山をバックに記念撮影 😀 

千本浜側からも若山牧水記念館に入れるらしい。知らんかった……

ひたすら沼津港を目指して歩くと道がこんなに狭くなってしまい。

お、なんか登れるので登ってみよう。

高台発見!

高台の上から撮影したマウント富士! 千本松原の向こう側に見える富士山。沼津市にはこんな感じで富士山を眺められるスポットが数多くありますねぇ。

びゅうおの方向を見てみると駿河湾が綺麗に見える。隠れ絶景スポットですな。

先ほどの高台と富士山のコラボ。

ようやく港口公園に到着。この上画像の右上の道を戻ってきました!

最後に沼津駅周辺と狩野川を紹介しましょうか。

沼津観光 ~びゅうお・港口公園~

沼津港最後の観光名所はびゅうおです。

びゅうおとは沼津港大型展望水門のことで、名前の由来は「View(びゅー)」と「魚(うお)」を繋げた造語。やっぱり沼津といえば魚ですからねー。

入場料は大人100円、子供50円という良心的な価格。しかも、一度乗ると往復分のチケットがもらえます。つまり、向こう側に行って、帰ってこられる、ということ。

中々に重々しい外観。この真ん中のでっかい水門は震度6弱以上の地震が発生すると自動的に閉まるという仕組みで津波からの守護神。ちなみに自分はこの沼津港から徒歩数分圏内に住んでいるので津波が非常に怖い 😐  万が一のときに助けてもらえることを期待しております。

あと、こいつ夜になると青く輝きます。港大橋からもライトアップされている様子がハッキリみえますよ。

入口はこんな。なんと無料のガイドがついてくるって! 朝と昼は沼津市街と愛鷹山、富士山箱根連山が、夕方は駿河湾に沈む夕日が、夜は沼津市街の夜景をみられるという3度おいしいスポット。大人100円なので沼津港に寄った際には必ずのぼりたいところですね。

中に入るとチケット売場があって、上にはエレベータであがります。階段しかないわけではないのでご安心を。

びゅうおのチケットは1日券になっていて、その日であれば何度でも入場可。しかし、入場するときに申し出なければならないことに注意。びゅうおを使って向こう岸に渡って、戻ってくる場合、また、朝日と夕日と夜景をみたい場合、には申し出るべし。

なんと8ヵ国語対応?! ロシア語まで対応してるのは凄まじい。ロシアからの観光客もいるってことなのか。アラビア語がないから国連公用語を揃えたわけでも無さげ。

びゅうおの渡り廊下。ゴールデンウイーク中だけあって結構人が多くて、ベンチはもはや座れない状態。

びゅうおから見たびゅうお。やっぱり重々しい外観。所々窓が開いてるのでこんな風に窓ガラスに邪魔されずに綺麗に写真撮影できまする。

こういう眺めの良いところには必ずといっていいほど配置されてる望遠鏡。もちろんびゅうおにも配置されてます。ここからだと内浦から大瀬崎、そして富士、日本平、さらには三保の松原までもが見渡せますね。

下の方をみてみると丁度漁船が沼津港に入ってくるところ。空のブルーと駿河湾のブルー、それとボートや雲のホワイトが良いコントラストが美しい。

ボートを追っかけて反対側へ。ここから沼津市街地が一望できます。遠くに見えるのが香貫山。う~ん、雲が多いなぁ。富士山は綺麗に見えるか非常に心配 :-| さて、富士山が見えるか……な?

……

やっぱり見えない。「富士山見えないね~」って声が周囲からもちらほら。なんとも嫌がらせのような雲の配置ですが、まぁ仕方がない。時間をつぶせば見られるんでしょうが、他に色々回りたいので先を急ぎ。サンセットが見られれば良いやってことで諦めて降りることにしました。

逆側からおりてみた。ここら辺はバイクの駐輪場になってます。

 実は沼津駅から直接びゅうおにバスで来るとここに到着します。あんま使うことはないかもしれないけどバス停が近くにあることを覚えておくといいかも。

さてさて、びゅうおを渡って再び反対側へ。びゅうおは港口公園と隣接しております。看板に書かれてる勝田香月は詩人、本居長世は作曲家です。まぁ残念ながら全国的にはそこまで知名度は高くないんですが、せっかくですので簡単に説明をば。

勝田香月の作品で有名なのは「出船」でしょうか。これは港での別れの様子をもの悲しく歌った名歌です。この方の作品は富士市と沼津市内の学校の校歌でよく使われています。

本居長世は名前こそ知られていないかもしれませんが、横浜で有名な「赤い靴」の作曲者。やっぱり作詞者の野口雨情の方が知名度は高いかな? 他には「汽車ぽっぽ」とかが代表作かな。

公園に入っていくと遊歩道と芝生。5月のゴールデンウイークにはこの公園を囲むようにして鯉のぼりがたくさん飾られます。昔は鯉のぼりは狩野川沿いにズラ―――っと並べられていたのですが、今は細々とこの公園で開催されているという。その時期になると非常に賑わう港口公園なんですが、今度その写真も載せようと思います。

そういえば、昔はここで野球やったりしたなぁ。今じゃ道も舗装されたし、人が多くてそんなこともできなくなってしまったけど。

沼津に来てみると分かりますが、所々に神社があります。ここもその1つ。やっぱり海が近いから漁業が上手く行くことを願ったり、津波から街を守ってもらったり、そういう願いが形になったのかもね。

聞くところによると、ここの公園って猫好きには結構有名な場所らしく、猫ちゃんの楽園とか呼ばれることもあるとか。残念ながら今回は猫に出会うことができませんでした 😥 

ここが港口公園の終点。本当はこっちが入り口なんだけど、今は沼津港が賑わってるおかげでこっちから入る人はあんまりいないかな。昔はびゅうおなんてなかったし、こっちから入ることが多かったんですよ。あー、ここの駐車場は結構穴場ですね。みなさん沼津港の駐車場を使うのでこっちに止める人ってあんまりいなくて。実はここからだと沼津港にも千本浜にもアクセスが良くて、沼津沿岸を観光する際にはとてもいいんです。ここへの車でのアクセスは港大橋をひたすら直進するだけ。突き当りがここですので迷うことはないかと。

次は若山牧水記念館、千本浜へ。港口公園の入口から大通りを渡って沿岸沿いの道を進んでいきます。

 

~びゅうおの夕焼けと夜景~

びゅうおの記事なのでここでびゅうおの夕焼けと夜景を紹介します! まず夕焼けから。

丁度日が沈む直前。さてさて夕焼けに染まる富士山をみるがために上りましょうか。

びゅうおからのサンセット風景、まさしく絶景! 富士山もハッキリと見えます。この時間を狙ってきてる人も多く、場所取りが肝心ですね。特にゴールデンウイークとか大型連休は混みそう。

富士山をアップ。山頂までハッキリと見えます!

びゅうおの中には各月のサンセット時間が案内されています。夕暮れを見たい方は上記の日時に訪れるといいかもですね。

1時間ほどびゅうおで粘りました。完全に日が沈むとびゅうおは青くライトアップされます。これはこれで見ごたえあり。

沼津の夜景。私のカメラではこの明るさが限界でした。さらに暗くなった状態を撮ろうとしたけどピンボケしてしまって 😥 

青びゅうお。少しピンボケしてるかな。綺麗な画像が見たい方はぜひ沼津を訪れてください!

県外からも観光客が多く訪れる港「沼津港」 水族館もあるよ!

まず、沼津駅から沼津港に行くにはバスが出ているのでそれを使うのが得策でしょう。以前は無料バスが出ていたのですが残念ながら今は無いようです。 (2018年10月10日にEVバスが試験運行開始となりました。詳細は「乗るチャンスは今だけ! 無料EVバスの沼津駅~沼津港間試験運転中」にて)

あとは渡し船を使う手もありますが、それはいつか別記事にて。御用邸記念公園から行く場合についてはじめに説明を。

御用邸記念公園から沼津港に行くにはいくつか候補があります。レンタカーであれば10分くらい。レンタサイクルだと15分くらい。バスであれば徒歩時間含めて25分くらい。あとは徒歩と渡し船を使う手もありますが、それも別記事にて紹介したいと思います。

バスに関しては停車駅に注意です。沼津港経由のバスに乗れれば良いのですが、残念ながらそのバスは土日限定でさらに1日に5本くらいしか走っていないという。なので普通は御用邸記念公園正門近くのバス停「御用邸」から沼津駅行きの伊豆箱根バスに乗ることになります。このバスが結構曲者で、降りる駅を事前に知っておかないとどこで降りたらよいか分からないという事態になりかねない。「槇島」というバス停で降りることになります。不安であれば運転手に沼津港に行きたい旨を伝えるのが良いでしょう。

あと、沼津のバスは数分おきにどんどん来るようなものではないので時刻表にも注意。スムーズに行けて25分なので、バスの来るタイミングによっては1時間以上かかってしまうということにも。バス停に着いたら数分前に通過してしまったなんてことも十分あり得るわけです。

そこで、おススメなのが徒歩。徒歩だと大体35分くらいなので、バスを10分以上待つのであれば徒歩の方が早い。裏道を使うとさらに少しばかり早いのですが、地元民以外であればバスの通っている大通りを戻るのが良いかと。たぶん迷うので。あとは標識に従って沼津港を目指せばよい。

さて、歩くのがおススメの最大の理由が、

狩野川を渡るときのこの風景を見られること! 丁度ボートが走ってて絵になってるー!

ここは港大橋の上。槇島で降りて沼津港に向かう際にも通ることになりますが、御用邸からバスで沼津港に来てしまうと一瞬のうちに通過されてしまって風景を眺めるどころではなくなってしまうのですよ。

先ほどの写真は富士山をズームした撮影写真。実際はこんな風に見えまーす :-P 正面に見える水色の橋が永代橋で、その少し奥にみえる茶色の建物がリバーサイドホテルですね。 

港大橋を渡る直前にMaxValueがあるので小腹が空いた時には立ち寄ってみてください。沼津名物「のっぽパン」も当然売ってますです。しかもこの前見てみたら塩キャラメル味の袋にアニメキャラクターがプリントされてました。あれもラブライブサンシャインのキャラクターなのかな?

港大橋からみた牛臥山。その奥にうっすらと見えるのが内浦と西浦の山々ですねー。ここからだと結構遠いのが分かります。自転車だと相当キツイ距離。この狩野川を下っていくと沼津港、そして駿河湾へと続きます。昔、小学生の時にこの川にサッカーボール落としたんだけど今頃太平洋のどこかにあるんかな。

この港大橋は昭和43年3月に造られました。当時沼津に住んでいた我が父に話を聞いたところ、昔は香貫山方面から沼津港にくるには、狩野川をぐるっと回って永代橋からくるしかなかったそうで。この橋ができてから沼津港へのアクセスが非常に良くなったようです。

さて、港大橋を渡り終えて直進すること5分。

ついに来ました沼津港の飲食店街! ここにきて一気に人の数が増えましたね。ここはまだまだ入口。取りあえず付近を散策しましょう。

やっぱり沼津港で有名な食事処といったらここになるのかなぁ。はい、丸天です。よくテレビとかで紹介される店ですね。場所はあとで紹介する水族館に面している通り。以前、バナナマンの日村と要潤が訪れてました。非常に繁盛している有名店です。で、この店の名物はというとー

タワー状の海鮮かき揚げ! 店の前でも堂々と宣伝してますね。しかしなぜにドラム缶? 😕  このかき揚げの製法については特許を取得してるようで、他の店で同じようなものを作ろうとすると損害賠償請求されるのでご注意くだされ!

あと有名なのはせきのかなぁ。ここは大衆食堂です。この店もテレビとかでちょくちょく取材されるようで。場所は見ての通り市場の通り。あとで紹介する新鮮館の横の大通りです。

ご覧の通り並んでます。まぁ今回紹介したところに限らず、沼津港の店ってのはすぐ近くの駿河湾で獲れた新鮮な魚を使っているので当たり外れはない…… と思います。なんど、思います、という言い方をしたのかというと、地元民は沼津港で食事をとることはせず、私も自宅が近くにも関わらず値段の高さにビビッて港の食堂を使うことはありませんです。

……ん? 何? 沼津バーガーって?? この時はじめてこの存在を知りました(笑) で、気になって調べてみたところ、どうやら深海魚のメギスっていう魚をはさんだものが人気だとか。他にも、まぐろバーガー、金目鯛バーガーなどなどあるようだ。今度食べてみよっかな。

ここにも進出してるのかラブライブサンシャイン…… 堕天使の宝珠ってなんぞ?? なんかこれを買うとオリジナルのクリアファイルが貰えるらしい。ここもアニメに乗じて商売繁盛ねらってやがるな!

どうでもいいけど「第二段」って「第二弾」の間違いじゃ?

折角なので中に入ってみました。店内にはラブライブサンシャインのアイテムがズラリ!! 堕天使のオーブを買うと壁に飾られてるバッジみたいなのがもらえるらしいね。ちなみに今回ここで食べたのは三ケ日みかんソフトクリーム。350円だったけど結構おいしかった。

壁際にもラブライブサンシャイン。この場所はアニメに登場する津島善子っていうキャラクターゆかりの地らしくて店内にはフィギュアとかも置かれてました。店の前にもこの青髪のキャラクターのでっかいぬいぐるみを抱いたアニメファンの方がいらっしゃいましたね。

沼津バーガーを出ると目の前はすぐに沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアムの入口。確か入場料1,600円くらいするんですよ。で、沼津市民はここの割引券が広報にて入手できるんですが、確か割引がたったの100円とかだったんで、未だに訪れたことがありませーん。というか、入口まで来たの今回がはじめてかも(笑) シーラカンスが見どころとか。

水族館前のお土産売り場。アニメキャラのうちわ、ラブライブサンシャインうちわが売っています。全部で9枚セットで4,500円(税込)。そして、魚河岸サンダルなるものも1,980円で販売。美脚・健脚効果があるらしい。うちわに500円も驚いたけど、サンダルに1,980円も中々のもの。

ここからは深海水族館の混雑具合紹介。まずは5月の大型連休ことゴールデンウイーク。大体行列はこの辺りまで伸びます。まぁ大体水族館と沼津バーガーの間の道いっぱいくらいですね。1時間も待たないと思います。

で、さらに混むときはこのくらいまで行列ができる。この手前の大きな通りは先ほどの水族館の入口から見えた奥の通り。さらにこの写真でもかなり後ろの方まで列が伸びてるのが見えますでしょうか? ちなみにこれは夏祭りの時期。花火大会の日となっております。

私が見た中で一番混んでたのはこの時期。港大橋の通りまで行列が続いております。待ち時間はなんと70分! これほどまでに人気があると一度行ってみたいですねー。

ここら辺が一番賑わうのかな? どの店も繁盛しまくってる様子。この右側にある活けいけ丸って店は確か回転寿司だったと思うんだけど、それなりに新鮮な魚を使ってるみたいなので値段もそこそこ。けど、美味しいって噂です。

夕方はこんな雰囲気。人は少ないけどライトアップされててそれなりに良い感じが出てる。

で、時間を巻き戻して再び昼間。ここまでくると沼津港は目と鼻の先。数量限定で1.980円って凄いな。ここだけ沼津の中で異様に物価が高い気がする。この大通りを渡るとすぐに沼津港を見ることができます。

沼津みなと新鮮館です。駐車場は混雑するので車で来る人は気をつけた方がいいかも。この新鮮館の中には飲食店があったり、魚介類が売ってたり、お土産屋があったり。そしてたまに入口のところでご当地歌手とかがコンサートみたいなのを開いたりしています。

入口に入ると早速食堂。そして注目すべきはトイレの表記に韓国語と中国語。これら国からの観光客も多いんでしょうね。写真左上の方のJAなんすんの上に描かれているのが沼津のゆるキャラ「なんすん太陽リィ・なんすん美味リィ」

……すごい覚えづらい!

歴代のゆるキャラグランプリ優勝の名前ってバリィさんとかさのまるとかぐんまちゃんとか。つまり何を言いたいかというと、響きが需要なんです! もうちょっと頑張ってもらいたいなぁ沼津のゆるキャラ。まずは名前の変更からね。

話しが脱線したので戻そう。ここはコンサートホールみたく使われることが多く、ご当地ソングとかが披露されることもあります。今は休憩所ですね。ここから沼津港が眺められます。

新鮮館の中は食堂だけではありません。干物が売ってたり、お土産屋があったり。この狭い建物の中にこれだけ人が集まるのは大したもんだぁ。

新鮮館の裏口から脱出! あれ? この風景みたことあるぞ? って思ったら、以前バナナマンの日村と要潤がここでテレビ撮影してましたね。

新鮮館の裏側。沼津港側のバルコニーにはベンチがあって、休んでる人も結構多い。ぜひここでのんびりしていってください。

魚食館の入口。見学者通路なるものがあるらしいので入ってみるか。

ここが入口ね。株式会社って書かれてて一般人立ち入り禁止! みたいな雰囲気を醸し出しているけど入場可です。

ここの下の部屋が沼津魚市場。今はだれもいないけど朝方は釣りあげた魚を整理したりで忙しいんでしょうね。

 

見学者通路終了。まぁ特に何もみるものがなかったが市場の雰囲気を味わえたので良しとしよう。

食鮮館には食堂、レストランが入っています。で、建物を出ると見えるのが牛臥山の風景。少しピンボケしちゃった…… 眺めがいいので実際に訪れてみてくださいな。

ここは沼津港側。このテーブルで飲食を楽しめる。で、ここから見える眺めがーー

びゅうお! このびゅうおについては次の記事で紹介します! 今は画像だけ。

さて、再び新鮮館へ戻って、ここが沼津港の最奥地。こんな小さな港なんだけどそれなりに人気があって東京とかからも毎週のように大勢人がやってくるんですよね。そう考えると沼津港のブランディング力半端ないっすね 🙂 

沼津といえばひもの。その隣に遊覧船のチケット売場があります。千鳥丸っていうらしい。

で、千鳥丸の乗り場がこちら。ここから大瀬崎まで船で行けます。さらに大瀬崎から内浦までも船が出ています。けど、夏にしか運航してないので基本的に大瀬崎とか内浦にはバスで行くことになりそうですね。

記事が長くなってきたのでここら辺で切り上げ。次はびゅうおから千本浜の方に向かってみましょう。

沼津観光 ~御用邸記念公園~

淡島から沼津駅方面に帰る途中に沼津御用邸記念公園があるので、時間があればぜひ寄っていただきたく存じます。この御用邸記念公園というのは、明治時代に当時皇太子だった大正天皇の静養のために建てられたものです。昭和44年に御用邸は廃止され、現在では公園として一般公開されています。

自家用車で来る場合は駐車料金が無料。マイクロバスとか使って大勢で来た場合は駐車料金取られますが、20名以上の団体で来ると施設によっては団体割引を受けられるのでプラマイゼロかな?

画像は本邸正門ですが、今は閉ざされています。来園口はここから右に歩いて数分のところ。小学生の頃に遠足で来たけどほとんど覚えてない。新鮮な気持ちで観光することができそう。

バス停はここ。遠くに見えるのが御用邸記念公園の入園口。今は一般車の駐車場が無料なので車で来ても不便は無し。

 

受付は門の中。門の外では警備員が見張っています。以前は御用邸なだけあって警備は厳しいよう。

ここでは頻繁にイベントが開催されているようで門の横には広告がびっしり! このホームページも紹介してもらいたいなぁ 😛 

門の内側に入ると個人と団体の入口に分かれてる。1人なので個人入口の方へ。

入口で入場料を支払って中に入るとまず見えるのが西付属邸。これがメインの建物です。

西付属邸は土足厳禁。入口で靴を脱いで、備え付けのポリ袋に入れて入場。特にスリッパもないので靴下で中を歩き回ることになります。

赤絨毯の廊下。右の棚の上にさりげなくそば処主馬の広告が。その昔昭和天皇がこの道を歩いてたんですねー。

廊下からみえる中庭。別に枯山水なわけではない…… と思う。中々都会に住んでると味わえない風情ある空間。こう見ると完全なる木造建築。火事とか起こったらシャレにならなさそうだ。

これ懐かしい! この時丁度学校に通ってて、皇太子さまが通るからとかで沼津駅から御用邸記念公園に向かう皇太子一行の車を見送った記憶がある。そうか、あれって平成12年の出来事だったのか。なんかもっと昔だったような気もするけど。

さて、一通り見終えたので西付属邸をあとに。じゃあまずは梅園に向かおうかな。というのも、この後で東付属邸に向かうつもりなので、西側の梅園からぐるっと回って東側の歴史民俗資料館に向かって、そのまま東門から出るつもりだからだ。この方が効率的。

これが梅園。とは言っても時期が時期なので梅は見られませんでした。本来なら梅が咲き乱れているのだろう。この梅園は皇太子殿下御成婚記念で造園されたもの。ここ御用邸は季節の花々がたくさん植えられていて、四季に応じて楽しめるとのこと。

なんだこれは。沼津ライオンズクラブが贈呈した梅らしい。横にハマナスが。実はこのハマナスには意味があるのだ。天皇一家には、それぞれを象徴する花がある。皇太子殿下は「アズサの木」、雅子様は「ハマナス」、愛子様は「五葉ツツジ」のように。てことは後ろのあるのはアズサの木だろうか。

さてさて、梅園よりも西側に行っても何もない(実際に行ってみたけど何もなかった)ので、西付属邸を横切って東方面へ。ここはあそび広場。広場を囲むようにして建てられている柵は「沼津垣」と呼ばれるもの。実はこれ、潮風を防ぐのに非常に効果的らしい。駿河湾のすぐ隣だしなぁ。

途中で橋を渡る。これは橋の上からみた下を通る道。この下側の道は御用邸記念公園の有料区間外なので、ここを通りたければ一度公園を出なければならない。

橋を渡る直前に見えた毛筆文字。誰が書いたんだろう。

5月だったので鯉のぼりが飾られていました。広場に点々と上品に飾られている様はいかにも御用邸記念公園という感じ。

少し東側に進んでから後ろを振り返って先ほどの広場を見た図。左後方に見えるのは牛臥山かな。何人か芝生で休憩していました。

御用邸の中から駿河湾を撮影。遠くに見えるのは牛臥山。晴れてて結構いい眺め。

付近にはこんな感じの見渡しの良い場所がたくさん。右の建屋で涼むのも良し。

これが先ほどから鬱陶しいほどあった「そば処 主馬」。結構お客さん入ってました。

さて、広場をあとにしてさらに東へ。何やら白い建物が見えてきたぞ? これが歴史民俗資料館。入館料は無料…… というかこの公園の入園料に含まれてるのでお金を払う必要はない。

歴史民俗というくらいだから昔の沼津の生活様式の変遷、紹介がメイン。沼津の歴史に興味がある人はぜひ訪れてみてください。2階建てになっていてトイレも完備されています。

歴史民俗資料館を出てさらに東へ。鬱蒼と茂る緑の中を数分進んで現れたのがこちらの門。なんと一度出たら戻ってこれないと?! このまま西付属邸の方に戻っていっても仕方がないので意を決してここから出ることにしました。さようなら西付属邸。

 

松林を直進するとすぐに東付属邸の入口に到着。ここは明治36年4月に昭和天皇の学問所として設立されたもので、現在では多目的施設として一般で使用できるようになっています。結婚式なんかもできるとか。御用邸で結婚式とか風情があっていいですなー。

ここから中に侵入可能。開園時間が16:30までと早めに閉まってしまうので、見学したい方は時間に注意。ちなみにこの東付属邸は塀に囲まれていて、所々に防犯カメラが。当時はともかく今時侵入する輩なんているのかなぁ。防犯カメラはただの飾りかも。

東付属邸の敷地内。木造ってのがいいね。画像に園内見学順路というのが見えますが、文字通り東付属邸の庭園を巡回する入口。茶室と学問所の間を縫いながら、池を眺めながら散策できるコース。

入口はこんな感じ。基本的に庭園を散策するのみで付属邸や茶室の中に入ることはできないんだけど、さっき少しだけ触れたように結婚式とか茶会開いたりとかしたければ施設の利用が可能です。利用料金も時間帯によっては1時間300円未満の時もあるので結構リーズナブル。今度知り合い集めて何かやろうかなぁ(笑)

東付属邸を出て左側に進んでこの松林を突っ切ります。松ぼっくりが地面にぽろぽろ。どうでもいいけど松ぼっくりってよ~く見ると気持ち悪くない? そして木々が晴れると……

駿河湾! ここからは大瀬崎から三保の松原まで見渡せます。島郷海水浴場って言ったかな? 今は3月なのでもちろん泳いでる変人はおらず、閑散としとります。

画像の真ん中あたりに淡島が。もうあんな遠くに。どこから見てもきのこの山なんだよなぁ。その奥あたりから画面右端にかけて内浦が広がっています。

反対側をば。おお! なかなかに絶景! ここを真っ直ぐ進むと牛臥山公園に辿り着いて、そこから富士山と海岸線のコラボを拝むことができます。が、ちょっと遠いので歩くのは難しいかな?

実はここ、夕日撮影の絶好ポイントで、よく写真家なんかが訪れて「だるま夕日」を撮ったりするところ。だるま夕日って言われてもピンと来ないかも知れないけど、真っ赤に染まった空の中に夕日が沈んでいく風景のこと。まぁ沼津港からでも見えます。「びゅうお」からなら綺麗な夕日が見えそうだよね。あ、びゅうおについては次回以降の記事で紹介します。

似たような写真なんだけど、ついつい載せてしまいました。これが海岸と松林のコラボレーション。この松林の後あたりに富士山が隠れております。

あ…… 海岸沿いに下りればその様子も撮影できたのか。うーん、今度ここに来たときはそのイメージを撮るようにしよう。

次回はやっとこさ沼津港です。