マシューストリートの次はペニーレインに向かいます。郊外なのでバスを使うと良いでしょう。ストロベリーフィールドはペニーレインのさらに向こうなので、まずペニーレインに行って、そこからストロベリーフィールドに行き、リバプール市内に戻ってくるルートがベター。
まず、バスにそのまま乗っても良いですが、1日券を購入した方が安い。乗車券は1回乗車ごとに£1.9ですが、1日券は£3.9。この£3.9はどこまで行くのかで変わってきますが、ビートルズ巡りやアンフィールド、アルダーヘイ小児外科病院くらいまでなら1エリアパスで行かれるので£3.9で十分です。ストロベリーフィールドまで行ってから戻ってくるとバスに3回乗ることになるので乗車ごとに運賃を払うとなると合計£5.7になってしまうので1日券を買いましょう。
そして、この1日券はバス内でも購入できますが、事前購入した方が安い。バス内だと£4.3です。
上記の赤丸の場所で買うことができます。私はLime Street Station付近のQueen Square CenterのTravel Centresで購入しましたが、おそらくONE Bus Stationでも購入できるはずです。
ペニーレイン行きのバスはONE Bus Stationから出発するのでこちらで購入した方が効率が良いかも。
Queen Square CenterはLiverpool Lime Street Stationからすぐです。駅を出て左側の大通りを超えるとこんな感じ。
こんな建物。”May I have one day bus ticket?”って聞くと、どの種類のが欲しいのか? と聞かれるので、自分の行きたい場所を伝えると良いでしょう。それに合わせたものをくれますが”Saveaway for 1 area”と言ってしまっても構いません。なお、クレジットカードで買えるので現金不要。
そうだそうだ、リバプールに来て大変だったこと。それは
英語が聞き取れない!
リバプールの人ってかなり訛ってて、英語に自信があっても結構キツイです。私も仕事で英語を使っているんですが、ほとんど聞き取れなかったなぁ 🙁 けど、こちらの話す内容が通じるのがまだ救い。日本でいう東北訛りみたいなものっていうと分かりやすいですかね?
これが1日バス乗車券の裏と表。ちゃんとしたプラスチック製のカード。
ちなみにバス車内で買うとこんなぺらっぺらの紙っぺら。プラスチック製のカードにすればカード自体も記念になるので必ず事前購入すべし。
クイーンスクエアセンターからワンバスステーションはいくらでも行き方があるし、迷うこともないかと思いますが、今回はこのルートを選択。ショッピングモールを通るので賑やかなんです。
マップ上の黄色い☆マークの場所。非常に賑やかです。リバプール市内でもっとも活気がある場所だと思います。
突きあたりがJohn Lewisっていうデパートなのでそこを左折すると広場が。左のはヒルトンホテルですね。立地が最高なのでお金に余裕のある方は是非泊まってみて下され。
階段を降りて背後を撮影。左がヒルトン。
ワンバスターミナルに到着。70、75、80Aのバス乗り場に向かいましょう。86Cバスでも可能ですが、バスの本数が少ないので。念のために乗るときに1日乗車券を使えるかどうか確認して、ペニーレインに行けるかどうかも確認。どこで降りるか不安であれば、バスの運転手に教えてもらうように頼むと良いでしょう。その場合は運転手近くの席に座ると良いかも。
2階建てバスなので折角なので上へ。お、先頭座席が空いてるぞ!
眺めがイイ!
USB充電コンセント発見! 充電ケーブルを持ってくれば充電できます。
リバプールライムストリート駅を通過ー
バスと自転車専用レーンがあるのね。
セント・ルークス・チャーチ・ガーデンズ(Saint Luke’s Church Gardens)横を通過。第二次世界大戦で屋根を失ったゴジックリバイバル様式の教会で現在は廃墟。地元民からは”Bombed Out Church”の名で呼ばれているそうな。
School for the Blind。つまり、盲学校。目が見えない人のための学校。イギリスにもこういう学校があるんね(当たり前か)
ここら辺から郊外へ。道路が閑散としております。ひとたび街中から出るとすぐに田舎風景に変わるのはご愛敬 😀
アッパー・パーラメント・ストリート沿いのLiverpool Women’s Hospital。産婦人科に特化した病院。リバプールってアルダーヘイ小児外科病院もあるし、医療技術が全体的に高いんですかねー。
さらに直進。イギリスらしくサッカー場が。
墓地だ。しかも結構広い。
ASDA発見! これはイギリスで非常に有名な巨大スーパーマーケット。アメリカでいうウォルマートみたいな感じで、店内は広く、値段が他と比べて安め。大量買い向けってことですね。イギリスに住んでるときはお世話になりましたよ。
ASDAを抜けて、この風景が見えたら降車ボタンを押しましょう。ここがペニーレインの最寄りバス停。
ALLERTON ROADってところ。下に小さくPenny Laneって書かれてる。そうだそうだ、ここで次のストロベリーフィールド行きの時刻表を見ておくといいかも。それに合わせて戻ってくるようにしないと結構待つことに。なお、私は30分ほど待つことになりました……
ちなみにストロベリーフィールドの最寄りバス停はMenlove AvenueのYew Tree Roadってところ。76番バスがおススメ。86Cとか174でも行けないことはないけど、バスの本数が少ないし、曜日によっては走ってなかったり、バス停から結構歩いたり。
時刻表を確認したらこちらの方角へ。左のSt Barnabas Penny Laneという聖堂が目印。バスからも見えたしね。
まぁどこにでもあるような教会なのでわざわざ中に入る必要はないかな。興味がある人は入ってみれば?
至る所にPenny Laneの文字。
ホテル名にも。もうどこが本当のPenny Laneなのか分からん状態。
道の人に聞いたら教えてくれた。まぁほとんど聞き取れなかったけどな!! 何しに来たのって聞かれたのは分かったから話すだけ話してやった。で、正解のPenny Laneはこの正面の道。画面左で途切れてるのは先ほどの教会ですね。
はじめPenny Laneって建物だと思ってたんだけど、”Lane(通り、道路の意)”っていう名の通りこの通り全体がPenny Laneらしい。通り沿いの家から出てきた人にPenny Laneどこですか? って聞いたら少し戸惑ってから”Here”って答えられた(笑)
取りあえず直進しまーす。
しばらく直進すると左側に。おやおや? 何やらビートルズの文字が??
こ、これはもしや、レノンスタジオ?! ジョン・レノンが実際に使っていたスタジオですね!
庭もちゃんとある。
敷地内にもなぜかPenny Laneの看板が 🙂
壁いっぱいにビートルズ。手前の乗り物は…… よく分からん。けど、ビートルズにまつわる何かなのでしょう。
駐車場も完備されてるので車での来場も可能。人っ子一人いないので自由に観光できるのがイイね。
建物内部に突入。入場料はなんとフリー! ここがスタジオですね。ここで数十年前にジョンレノンが活動していた場所なんだって考えると感慨深いですねー。入場できるのはここと売店だけ。他は立入禁止。売店にはビートルズのCDとかがメインでキーホルダー類がなかったので買いませんでした。レノンスタジオで記念にCD買いたいって人でもない限り買うことはないだろうなぁ。
壁にあったペイント。いたずら書きなのか公認なのかよう分からん。見るもの見たし戻ろっかな。平日だからこんなんだけどもしかしたら休日は混むのかもしれません。
Penny Lane沿いのワインバー。そういえばここら辺にはレストランが多かったから食事には困らなそう。
いたずら書きされまくってるPenny Laneのボード。ここまで凄いのは中々ない。如何にビートルズが愛されているかが分かりますねー。
次回はストロベリーフィールドです!