カザン観光 ~カザン・クレムリン 後編~

モスクをあとにしてさらにクレムリンの奥に向かいます。トイレとかもここにあるので済ませておくと良いでしょう。自分はこのトイレを使ったことはないんですが、おそらく有料です。基本的にロシアのトイレは有料と考えて問題ない。

広場がありますが、とくに何があるわけでもない。数人のカップルがこの中庭を散歩してましたが、何を考えているのでしょうか。ここを右折してビューポイントへ。

メインストリートに到着。お、人が増えてきた。遠くの方には観覧車が見えるしテンション上がった。

左側にあるのが高さ58 mのカザンのスュユンビケ塔。スュユンビケ塔とは1800年頃にこの塔から自殺した故カザン・ハーン妃に由来してます。カザンのランドマークともなっているようで。右側の建物はタタルスタンのマークがあるのでクレムリンを管轄する行政府でしょうか。

塔の門。左側が太陽で、右側が月。この塔は謎が多く、どうして建てられたのかが解明されていないよう。なのでこの門の太陽と月のリリーフの意味とかも不明なのでしょう。残念ながら塔の中に入ることはできないのでここまで。

ここがカザン・クレムリンの初めのビューポイント! カザンカ川を見下ろせて、遠くの方にはヴォルガ川もみることができます。対岸には観覧車もみえるし、おそらく景観をよくするために計画的に作られたものだろうと推測。多くの観光客がここで記念撮影をしておりましたです。

さて、塔を迂回して時計回りに進みます。すると開けてくるのがこの広場。ベンチとかもあるので休憩している人もいました。時間帯によってはクレープ屋さんとかの露店が開かれているのでくつろぐには絶好の場所。

この広場の前にたたずむのが生神女福音大聖堂(ブラゴヴェシェンスキー大聖堂)。どちらも読みづらい…… 生神女福音は「しょうしんじょふくいん」と読みますが、これはロシア正教会の聖堂ですね。玉ねぎ型の屋根が特徴的。

そして…… ここが2つ目の絶景ポイント! カザンカ川が見下ろせます。正面少し右にあるのが農業宮殿と呼ばれる行政府の建造物。夜は綺麗にライトアップされるんですが、それはまた別の記事にて。

それにしても風が気持ちいい!

絶景を楽しんだ後で、カザン・クレムリンをあとに。帰る途中、生神女福音大聖堂(ブラゴヴェシェンスキー大聖堂)の前に銅像が。カザンのクレムリンを設計したタタール人とロシア人の建築家らしい。イヴァン雷帝がカザンを攻めた際に、カザン・クレムリンは破壊されたようで。ロシア人とタタール人を並べて銅像にすることによって和解を象徴したとも考えられているようです。

次回も引き続きカザンです!

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