高徳院の次は宇賀福神社へと向かいました。宇賀福神社というよりも銭洗弁財天という名称の方が一般的なのかもしれません。江ノ島にも銭洗いをする社はあるのですが、やはりより有名なのは鎌倉の方でしょうね。
宇賀福神社は山の上の方に位置しているため、そこそこ体力を必要とします。夕方歩き回った後のバテバテの状態だとツラい可能性もあるため、体力のあるうちに訪れた方が良いかもです。
また、宇賀福神社のすぐ近くに源氏山公園があります。源頼朝像が見どころですかね。そこから山道を降りると鎌倉五山のひとつ寿福寺に行くことができます。
徒歩マップ『高徳院~宇賀福神社~源氏山公園~寿福寺』
高徳院から宇賀福神社までは2.5kmほど。ですが山を登っていくことになるため距離以上に体力を使うと思います。上マップでは一番分かりやすい道で向かっていますが、大仏ハイキングコースと呼ばれる山道を使えば、途中の佐助稲荷神社を経由しながら宇賀福神社へ向かうことができます。
しかし、このルートは結構大変な道になるため晴れの日で、なおかつ歩きやすいスニーカーでないと少々キツい。おそらく高徳院から宇賀福神社まで1時間以上かかります。
そして宇賀福神社から源氏山公園はすぐなんですが、そこから寿福寺に降りるのはお勧めしません。いやぁあんなに大変な道だとは思わなかった。途中、急な坂道がありまして階段も無ければ手摺もない。岩肌に両手を当てながら舗装されてない地面をおそるおそる進んだ箇所がありました。
宇賀福神社から寿福寺へは素直に車通りに沿って行く方が良いかと思います。
銭洗弁財天こと宇賀福神社
高徳院から宇賀福神社までは都度案内板が配置されていますし、宇賀福神社に近づくにつれて人の数が多くなってくるので分かりやすいかと。途中坂道を登っていくと左手に神社の名前の彫られた石碑が見つかります。
神社の入口は鳥居から始まることが多いのですが、ここは洞窟をくぐって本殿へ向かうという特殊なつくり。
こちらに祭られているのは市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。天照大御神が須佐之男命の剣を噛んだ際の誓約時に生まれたとされた宗像三女神。その三柱の一神が市杵島姫命です。
お賽銭はこちらにするのですが、御朱印は隣の社務所でいただくことができました。書き置きのものでしたので残念ながら直書きはしていただくことは叶いませんでした。
銭洗いはこちらで行います。ザルにコインを入れてこちらのお水で注ぐというもの。朝の時間帯だったのか比較的空いていたためこのような写真が撮れましたが、おそらく休日の夕方は人が多くて並ぶことになるかも。
コロナ禍にも関わらず多くの方が銭洗いを実施しておりましたが、私は勇気が持てず今回は見送り。またコロナが落ち着いたときにでもお金を洗わせていただければと思いました。
源氏山公園の源頼朝像
源氏山公園にひときわ目立つ銅像がありました。鎌倉幕府初代将軍 源頼朝です。大河ドラマ鎌倉殿の13人の影響がここまでは来ていないためか観光客は少なめ。折角なので色々な角度から写真をおさめておこうと思います。
正面からの頼朝公。
逆サイドからの頼朝公…… 以上!!!
鎌倉五山の第三位『寿福寺』
源氏山公園から案内板通りに寿福寺に向かってたらヒドイ目にあった…… 道がヒドイのなんのって。足に自信がない人は絶対にやめた方が良いです。おかげで靴とズボンの下が土で汚れてしまいました…… まぁ途中で太田道灌のお墓を拝めはしましたが。
で、こちらが寿福寺の山門。山門不幸のため御朱印はいただけませんでした。ご住職の身内に不幸があった場合に山門不幸として、それから数ヵ月間は御朱印などはいただけなくなります。そういった事情からお寺さんを拝観するのも止めて早々に立ち去りました。
寿福寺の山門をくぐると長い参道。この時はなにやら整備をしている最中でした。紅葉の時期は真っ赤に彩られるようです。
以上、かけ足で3か所ほど紹介しました。次回は鎌倉の最大の見どころのひとつである鶴岡八幡宮へ。