ロンドン観光 ~エリザベスタワー(ビッグベン)~

バッキンガム宮殿からヴィクトリア駅、ウェストミンスター大聖堂、そしてウェストミンスター寺院を経由してエリザベスタワーへと向かいます。エリザベスタワーというのは聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、ビッグベンと聞けば分かるかと思います。2012年のエリザベス2世の在位60周年に正式名称がビッグベンからエリザベスタワーに変わりました。

バッキンガム宮殿からウェストミンスター大聖堂を経由してビッグベンに向かうことに。ロンドンの主だったところを回りたい場合は、バッキンガム宮殿からピカデリーサーカスに向かい、レスタースクエア、コベントガーデンを経てビッグベンに行くのもいいでしょう。が、今回はロンドンの南側をメインに行こうかなと。8時過ぎの列車に乗らなければならないため時間も少ないし、南側って結構回りづらいから今のうちに行っておこうとの思いもあり。

バッキンガム宮殿南のスプール・ロードから宮殿敷地外へ。右側の道を宮殿に沿って歩いていきます。はじめに出くわす大通りのブレッセンデン・プレイス通りを左折して突き当たりまで直進。

この風景が見えたら左折。ちなみにここはロンドン最大のターミナル駅ヴィクトリア駅入り口になっとります。

カーディナルプレイスの入口。営業時間は9:00からなのでまだ店は開いておらず。カーディナルプレイスっていうのは、3つのビルから構成されているオフィス街兼ショッピング街の商業総合施設のこと。51,000㎡のオフィス街に対して、9,300㎡の商業施設で、なんと建設費は2億ポンド!! 2005年に建てられたとは思えないほど綺麗に整備されております。

さてさてこちらの方角に進んでいきますよっと 🙂 

vodafoneとは懐かしい! 皆さんご存知J-フォンの前身やね。日本ではソフトバンクがJ-フォンを買収したために国内からほとんど姿を消したキャリア。ヨーロッパではいまだに現役です。ちょうどロンドンバスが写りこんでていかにもロンドン♪

 

カーディナルプレイスは各建物が渡り廊下でつながれてるようで。それにしても誰もいないので活気がなくてさびしいなぁ 😥  そして背後を振り向くと……

ウェストミンスター大聖堂。寺院じゃなくて「大聖堂」ですよ!

このながーーーーい塔(聖エドワードタワーって名前)が特徴的な英国カトリック教会の総本山。内部はアーチが綺麗なビザンティン様式。営業時間は9:30からなので入れず…… しかし、実は私は以前イギリスに留学していたのでそのときに中に入ったことがあります 😛

入場は無料。そのとき両親も一緒で帽子をかぶっていたんですが、男は帽子を外すように言われました。どうやら、英国カトリックでは聖堂内では男は帽子を外さなきゃならないみたい。あと、5ポンド支払うことで高さ83mの聖エドワードタワーに登ることができます。

ウェストミンスター大聖堂(寺院じゃないよ!)を後にして今回の目的地エリザベスタワーに向かう。ちょうど通りをはさんだ向こう側にあるのが”House of Fraser”というイギリスの百貨店。ジョンルイスとかデベナムズとかみたいな若者も対象にしたような比較的リーズナブルなところ。まぁ今の時間は当然ながら開いてませーん

スーツケースをごろごろ引きながら5分程度。あああああーーー観覧車がみえる! あれはロンドンアイではありませんか?!

パーラメント・スクエアに到着。ついに来ましたウェストミンスター寺院! 大聖堂じゃなくて「寺院」ですよ! このウェストミンスター寺院と先ほどのウェストミンスター大聖堂、そして国会議事堂のウェストミンスター宮殿は全部別物なので注意してくだされ。

こちらの寺院はゴシック様式なのに対して、先ほどの大聖堂はビザンティン様式など、異なるものが多く、さらにウェストミンスター寺院はイギリス国教会の寺院なので、英国カトリックの総本山であるウェストミンスター大聖堂とは全くの別物。これを間違えると熱心な教徒の方に叱られちゃいます 😆 

別の角度。結構奥に続いてることが見て取れるかと。

ウェストミンスター寺院は、ウェストミンスター宮殿とともに世界遺産に登録されています。国王の戴冠式やロイヤルウェディングが行なわれる由緒ある場所。歴代の国王やニュートン、シェイクスピアなどの墓碑があって、ここに埋葬されるのは大変名誉があること。

実は完全独立採算運営。つまり、国や英国国教会より一切の援助を受けていないという日本でいう伊勢神宮みたいなもの。なので入場料は20ポンド(2017年現在:60歳以上、学生、家族割引有)と結構お高いのですが惜しまないで支払ってあげてください 😀

なお、もし入場するつもりなら事前にオンラインチケットを購入しておくといいらしい。平日なら買う必要はないけど土日でしかも昼頃だとチケット購入に並ぶ恐れありなので効率的に。

こちらは寺院に隣接する聖マーガレット教会。ウィンストン・チャーチルが挙式したのがココ。青い時計と中のステンドグラスが観光客に人気だとか。こちらは無料で入れるのでお時間がある方はぜひ。教会前の芝生で寝転んで休んでる人も結構いるので。

ここパーラメント・スクエアにはこのリンカーンをはじめとして、ネルソン・マンデラ、マハトマ・ガンジー、ウィンストン・チャーチル等、偉大な人物の銅像がたくさん! ウィンストン・チャーチル像が国会議事堂の方向を向いていて、そこから11体の偉人像が反時計回りに設置されている。実はここに2018年にミリセント・ギャレット・フォーセット(Dame Millicent Garrett Fawcett)の像が追加される予定で女性初だとか。女性参政権に尽力した方で、日本でいう平塚らいてうみたいな人。

なお、現在、ネルソン・マンデラの除去が議論されてるので、もしかすると近々なくなってしまうかも。

真打登場ビッグベンことエリザベスタワー! 誰もが知っているイギリスの名所で世界一有名な国会議事堂かつ時計台。時刻は7:40なので人通りは少ない。銃をかついだ警備兵が門番してます。怖い 😥

この時計等は15分おきに小鐘がなり、1時間おきに大鐘が仕組み。そして正午になる曲が日本では学校の授業チャイムでおなじみ「キーンコーンカーンコーン……」ではじまる「ウェストミンスターの鐘」。日本人にとって一番なじみのあるクラシック音楽でしょう。 

あちらがヴィクトリアタワー。あ、ビッグベンがエリザベスタワーに改称したことでヴィクトリアタワーとエリザベスタワーで女王の名称に統一されることになったのか 🙄  実はこのヴィクトリアタワーも以前はキングタワーって名前だったんだけど1900年前に今の名称になったんだって。

英国国会議事堂はテムズ川に沿って南北に伸びてて、北側のエリザベスタワー(ビッグベン)側に下院議場、南側に上院議場が配置されています。

あれ? 変な黒服がたくさん。何やってるんだろう?

道路を埋め尽くすように黒服が。残念ながら質問してる時間がなかったのでそのまま最寄り駅のWestminster駅へ。ここの駅はアップダウンが激しい上にスロープがないからスーツケースを持って歩くには大変だった 🙁 

さて、また来ますが今回はこれで一時お別れ。なお、黒服たちとは次回の記事で再び出会うのでそのときにネタバレを!

~夜のエリザベスタワー~

後日の記事で紹介しますが、夜のロンドン。時間は23:30頃だったと思う。ライトアップされて綺麗なんだけど治安があまりよくないので夜歩きはほどほどに。

次回はユーストン駅からリヴァプールに向かいます。

 

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