リバプールのほとんどの博物館は無料。それゆえ折角なので博物館めぐりをしましてその第1号がこのマージーサイド海事博物館。昔にタイタニックが泊まっていたこともあって、タイタニックの展示が有名だそうで。あとは第二次世界大戦とかの展示も見られる。
前の記事でも少しだけ触れましたが、場所はアルバートドックの北側。ワンバスステーションから見える範囲にあります。
博物館の目の前。ここにも船が展示されとります。たぶんこれに乗ることはできない。
前記事と同じ画像だけど一応入口をもう一度載せておく。たくさん扉があるけどどこから入ってもOK。あ、そだそだ、リバプールの博物館めぐりをする際には営業時間に注意。基本的に10:00~17:00なので1日で回れる博物館には限りがあります。
入口に入ってみたら凄い人の量だった。ツアーに遭遇したのかもしれない。4階建てなんだけど4階はレストラン。そこからはマージ―川を眺めながら食事ができるそうです。
さて、ショップは混んでたので後回しにして博物館に入場しまーす。あ、奴隷博物館と同じ建物なので”Maritime Museum”の方ですよー
まずエレベーターに乗って最上階へ。上から下へくだっていった方が体力的に得する気がする。レストランの入口なんだけど海軍の軍人のオブジェクトが出迎えてくれました。ここは2010年にミシュランガイドに選ばれたほどのレストラン。値段もそれなりで、軽食ですませたい人は1階の軽食レストランの方がリーズナブルなお値段で良いかもね。私はお腹がへってないので中には入らなかったー(金銭的な面とはあえて言わない 😳
まずは船舶を作った偉大な人々の展示から。あんまり船は詳しくないのでここはサラーっとみて回りました。
3階からの風景。先ほどの入口前の船の模型。天気が良ければなぁ。この3階には国際奴隷博物館があるんですがそれは次の記事にてテート博物館と一緒に紹介します!
ここからはタイタニック号。”The untold story”。どうやら語られていない物語が見られるらしい。タイタニック号はここリバプールから出発したという経緯があり、ここではタイタニック号のレプリカはもちろんのこと当時の写真が貼られています。船内の様子とかもみることができて、映画タイタニックがかなり現実に近い形で表現されていることが分かりますよ!
モーリタニアって聞くとアフリカの国を思い浮かべるかもしれませんが、これは当時世界最大・最速を誇ったイギリスの客船モーリタニア(通称モーリー)のこと。第一次世界大戦では姉妹艦のルシタニアの轟沈によって、ここリバプールに停泊して主に兵士の輸送をおこなったとか。大戦後は豪華客船として使われたけど、後続の船が次々に出てきたため最後にはスクラップにされちゃったというちょっと可哀想なお話し。
White Star Lineの展示。ホワイト・スター・ライン社ってのは海運事業をの会社でタイタニック号とかを保有してた大企業。今はキュナード・ライン社って名前に変更してクイーン・メリーとかクイーン・エリザベスとかクイーン・ビクトリア(クイーンが好きだなぁ)って船を運営してます。
大西洋海戦の展示。ここからはドイツとの戦争歴史コーナーへGO
色々展示があるけど時間がないので先へ進もう。多分、当時の歴史がずらずらと書かれてるんだろう。もう文章は見飽きた!!
ナチスドイツの旗。第二次世界大戦でのイギリスとドイツ関連でいうとThe Blitzと呼ばれるロンドン大空襲が有名だと思うけどここではリバプールの話ね。ここリバプールにも反ユダヤ暴動がおこったりと結構大変だったらしい。
当時の軍人、軍医、ナースの彫像ですね。たぶん等身大。さすが外人、でかかったー
手前の像はイイとして…… 視聴用スペースもあります。残念ながらこの時間は上映なし。誰もいないから休憩に使えそう 😛
これは映像コーナーだったかな。ルシタニアの話だな。さっき説明したモーリタニアの姉妹艦。ドイツ海軍の潜水艦「U-20」、いわゆるユーボートによって破壊されてしまったイギリスのお船。薄暗い部屋でスライドがその生涯についてみていくことができる。
ここら辺は船長さんの物語。どんだけ素晴らしい船長がリバプールにいたのかを紹介する自慢コーナーともいえる!
引き続き船長コーナー。先ほど素晴らしい船長っていったけど、具体的にいうと海峡のメンテのことだったり、嵐の中での船長の功績だったり。そんなことを知ることができます。うーん、確かにそれは素晴らしいんだけど個人的にはタイタニック号やナチスのお話の方が興味あったかなー 😉
次は奴隷博物館とテート博物館を一挙紹介!