山頂から展望台を目指します。一度下って、また登ることになります。前の人たち(前記事の最後に遭遇した親子連れの家族です)に続いて蜂を横目にみながら山頂をあとに。人数多ければ刺される確率も減るからね!!
一本道の山道を降りていくと突然広い道路に出ました。あ、夫婦岩の案内標識がある。山頂って書かれてなかったから誰かが書いてくれたようですね。こういうところが微妙に不親切なんだよなぁ 😕 右方向へ。
後ろを振り向くと山頂が見えます。ちょっと下ったくらいかな?
展望台に近づくとこんな看板が。香貫山で見られる主な野鳥。キジなんて住んでるんだ(^-^; 今まで見たことがなかったから知らなかった。バードウオッチングする方はこれを参考に。
展望台に続く道は、先ほどの広い道を使ってぐるっと回るルートと、この階段を上がるルートがありました。前のカップルに続きましょう。
展望台に到着! ここは香貫山公園という名前もつけられているらしい。昔はこんなに立派じゃなかったんだけど随分と綺麗に整備されたもんだ。ここにはトイレが設置されてるので我慢してきた方はどうぞ。
まずは付近探索。見つけたのがこのオブジェ。さぁて、これは何かなぁ? ……の前に、風景を見たかったので見下ろしてみよう。
ザ・沼津市! 天気がいいし、駿河湾が一望できる!
さてさて先ほどの銀色のオブジェに戻りましょうか。これは沼津市の赤十字奉仕団が平和を祈願してつくったものらしい。昭和52年ってことはそのときから建てられてたってことなのかな?? 昔登った時にもあったんだなぁ……たぶん。
中を覗いてみると沼津市の模型が。平和とこの模型のつながりとは一体??
平和オブジェクトの奥側から見た富士山側。真ん中から少しだけ下の方に五重塔が見える! こんなに歩いてきたのかぁ。
富士山が少し雲の笠をかぶってて頂上が見えないなぁ。少し時間つぶしして後でもう一度見てみよう。
ここは伊豆半島ジオパークに指定されてるんですね。これも初めて知った。この伊豆半島ジオパークってのは、伊豆半島全体がひとつの大きな公園だと考える思想のこと。現在では日本ジオパークネットワークへの加盟が認められていて、今後は世界ジオパークへの認定を目指しているんです。
伊豆半島の形成の歴史が説明されていて英語対応もしているのも世界ジオパークが関係しているのかな。
おおかた付近を散策し終わったので最後は展望台に上りましょう。
これが香貫山の展望台。地図とかで調べると芝住展望台(しばずみてんぼうだい)と表示されるのですが、沼津市のホームページのどこにもそんな名前は載っていないという。どういうことだろう? 電波の中継塔として活躍してくれてる事実は意外と知られていないこと。
展望台からは360°の大パノラマがみられるんです! ここから少しずつ角度をずらして撮影してみます! まずは静浦・内浦方面。山頂からみたときよりも開放感がありますね。
沼津港。駿河湾の向こうには世界遺産でもある三保の松原が見えます。
沼津駅・富士方面。駅の近くには一際高い建物が集まってるのが分かる。
少し角度を傾けて富士山を撮影。
東側。山頂が見えますが、高さ的にはあんまり変わらない気がする。
そして最後が富士山。先ほど撮影した場所より少し高いかな? 1時間くらい待ったけど残念ながら富士山は顔を出してくれませんでした。ずっとこんな感じ。おそらく富士山の西側(写真でいうと左側)で絶えず雲が作られてるんだろうなぁ。ということで次回また来よう!
展望台からは綺麗な夜景も見られるみたいです。香貫山は、時をかける少女のロケ地になったみたいで、夜景をみに訪れてた人も多かったとか。
是非とも沼津に訪れた際には香貫山に足を運んでみてください!