ピアヘッドのマージ―川にある近代的な建物がリバプール博物館。特にこれと絞ったテーマがなく、幅広い展示が特徴のようです。
場所はアルバートドックからピアヘッドへ続く桟橋を渡ってすぐ右側。ものすごく大きい建物なので見つからないということはないでしょう。
リバプール博物館の正面。ここが入口ではないので注意。この方角から見て建物の左側に入口があります。マージ―川とは反対側ですね。
入口前の広場。左奥に見えるのはアルバートドック。
入口前にもラムバナナ発見! 今度はなんかのアニメキャラみたいな顔だ。
博物館の入口からみえるこの建物の中にはオープンアイギャラリーが入っております。まぁ小さいギャラリーなので近々サラッと紹介しましょう。
入口に入ると丁度テレビ局か何かが撮影中だった。この博物館も入場料は無料です。寄付をするための箱がありますのでしたい方は貢献を。
まずはエレベータで最上階に向かいます。上から順番に降りてくるのが効率の良い回り方。ここにはスポーツとかの展示がメインだったかな。
リバプールが有名なのは三角貿易だけではなく、ビートルズ、スティーブン・ジェラード、へザ・ズートンズ、ジョン・コンテといったノベル、ミュージック、コメディからスポーツまで様々な文化があり、それらの歴史が一挙にみられるのがこちらのコーナー。壁際のマネキンなんてコメディっぽくて面白い。
このフロアの窓際からはアルバートドックを上から見下ろせます。まぁなんてことはないけど 😆
天井にはサイクリング、真ん中あたりにはレコードの展示も。本当に色んな文化がごちゃ混ぜになってて見てるだけで楽しい。
さて、ここからはビートルズとサッカーの展示。館内は薄暗く、簡単な上映とかもありました。
ここからは1916年からの歴史をみることができるコーナー。さて入ってみますか!
なんだか如何にも歴史の展示!! っという感じで資料ばっかり。うーん、時間もないしここは飛ばそう 😛
昔のリバプールの模型のところには子供たちが集まってました。当時のリバプールのファッションとかも見られて結構楽しい。
エドウィン・ルティエンヌ設計のリバプールカトリック大聖堂(通称:ルティエンス大聖堂)の模型。どうやらこの大聖堂は資金難で作られなかったらしくて「夢の聖堂」と呼ばれてるか何とか。そんな実在しない模型がみられるのも博物館の醍醐味だよねー
ここからはピアヘッド側を見下ろせます。左にはアトラクションとフェリー乗り場が、右の方にはスリーグレースが立ち並ぶ姿も。いかにもヨーロッパの港湾都市って感じですよねー
この螺旋階段をおりまーす
次はこのフロアを探索。なんか模型がたくさんあって面白そう!
鉄道の歴史。下にみえる蒸気機関車は「Lion」っていう名前の機関車で、1800年代の当時「Lion」と「Tiger」っていう2つの機関車がリバプールで大活躍だったみたいで、映画にも何度か使われたようで。
先ほどより少し低い位置からのピアヘッド。丁度博物館の修繕作業中みたいで黄色いジャケットの方々が忙しそうでした。
美術館っぽかったけどよく見たら当時のポスターだろうか。真ん中の”Revengers Tragedy”ってのは「復讐者の悲劇」っていう題名のトマス・ミドルトンの戯曲ですね。
さてさて最後はグラウンドフロアーへ。イギリスでは1Fってのが日本でいう2階に対応して、グラウンドフロアーが1階に対応するので混乱しないように。
ここは航海の歴史かな? 船の展示とか絵とかが飾られてた。まぁこういうのは海事博物館でいっぱいみたしなー
エデュケーションエリアだって。学校が貸し切りで使ったりするんかな。今は丁度使われてるようで立入禁止でした。
リバプールは大帝国第2位の都市。当時どんな衣装を着て、どんな生活をしていたか、がみられるコーナーらしい。
主に6歳未満の子供を対象にしたコーナー。遊んで学べるファンタジーってのがテーマ(良く分からん
さっき上からみた「Lion」を間近で見られます。当時のリバプールの交通機関を実感できる。
最後はお土産屋。博物館のショップって結構高尚な品揃えなんだけど、ここでは食器とかフィギュアとか色んな種類のものが売られてた。
カフェも併設。展示が多岐に渡るだけでなく、買い物も食事も楽しめるような作りになってますね。逆にいえば、これといった強いテーマがないので深く学びたい人には向いていないのかも。
個人的には後半疲れて、もういいかなって感じになった(笑) リバプールについて広く浅く知る分には良い博物館かもしれない。そういう意味では、はじめにここを訪れてみて、興味をもった展示のある博物館を決めて行くといいかもしれませんね。
外に出てみたらサンセットタイムに。うーん、結構疲れた。
次はどこに行こうかな?